+Style家電自動化メソッド~電源ON/OFFいらず!GPS連携で快適生活編~

+Style家電自動化メソッド~電源ON/OFFいらず!GPS連携で快適生活編~

家中のスマート家電をひとつで操作できるアプリ「+Style」に、GPS連携機能が加わりました。スマート家電をもっと快適に使える新機能を紹介します。

 

「GPS連携」で何ができる?

スマートホーム製品が「GPS連携」でパワーアップ

アプリでは、「スマートマルチリモコン」「スマートWi-Fiプラグ」「スマートLED電球 (調光) /E26」などを同じアプリ上で操作できます。

リモコン代わりにアプリを利用するのが最もシンプルな使い方ですが、スマートスピーカーと組み合わせて声で操作したり、センサーと組み合わせて自動化したり、設定次第で使い方の幅が広がります。

アプリの機能のひとつに「自動設定」というものがあり、天気や室温などの「条件」を満たしたときに、家電の電源ON/OFFなどの「タスク」を自動で行うように設定できます。

「家から出る」「会社に着く」などの行動をきっかけに家電を操作できます

3月のアップデートで追加された新機能「GPS連携」により、自動設定の条件としてGPSを使えるようになりました。つまり、指定した場所に着いた時、あるいは離れた時に、自動で家電を動かしてくれる機能です。

たとえば、「家を出たら自動で電気を消す」「帰宅したら自動でエアコンやテレビをつける」といった電源ON/OFFの操作がいらない快適な生活を実現できます。

 

「GPS連携」の使い方

スマートマルチリモコンとスマートLED電球を使って、GPS連携で「家を出たら自動で電源OFF」の設定をしてみました。


「スマートモード」→「自動設定」と進み、右上の「+」をタップ

それぞれの機器をアプリに登録してある状態で、まずは画面下の「スマートモード」を選択。「自動設定」から新しい設定を作成します。


「出発/到着(ベータ版)」から、出発と到着のどちらを条件にするか選びます

GPS連携を使うには、条件として「出発/到着(ベータ版)」を選択します。「ある場所を出発したとき」と「ある場所に到着したとき」を選べますが、今回の場合は「出発したとき」です。


自宅や職場などの場所を指定します。2本指で拡大の操作をすると範囲を調整できます

次に、自宅や職場など、自動操作のカギとなる場所を地図上で指定します。

ピンポイントではなく半径数百mの余裕を持った範囲となるので、この場合は家を出て少し歩くと家電の電源が切れるイメージ。範囲を調整すれば、たとえばゴミを出しに行ったり、すぐ近くのコンビニに行ったりする程度なら反応しないようにも設定できます。


操作したいデバイスを選び、電源ON/OFFなどの動作を指定します

GPS連携の設定が済んだら、続いて「タスク」から「どんな操作を自動で行うか」を決めます。ここでは、スマートLED電球を消す操作と、スマートマルチリモコン経由でエアコンを消す操作を登録しました。このように、複数の家電を同時に操作することも可能です。

複数の自動設定を組んでも分かりやすいように、名前を付けておきましょう。あとは保存すれば、設定完了です。

 

「GPS連携」の活用例

スマートLED電球やスマートマルチリモコン以外にも、さまざまな機器がGPSと連携できます

「外出したら照明をOFF」「帰宅したら照明をON」という単純な設定以外にも、GPS連携にはさまざまな使い方があります。

たとえば「スマートロボット掃除機 G300」と組み合わせれば、家にいないタイミングで自動で掃除を済ませられます。また、スマートフォンに通知を送る設定もあるので、ドアや窓の開閉状態がわかるスマートセンサーを使えば、外出時の閉め忘れも防げます。


曜日や時間帯を指定すると、もっときめ細かくライフスタイルに合わせて使えます

同じ操作でももっと便利に使えるように設定を追い込めるのも奥深いところ。設定の例として挙げた「家を出たら家電の電源をまとめてOFF」という操作はそのままでは1人暮らし向きですが、少しアレンジして時間帯も条件に加えれば、朝の出勤時など意図したタイミングだけで動作させられます。

簡単な設定で操作いらずの快適なスマートホームにできる「GPS連携」は、+Styleのスマートホーム製品を持っていれば追加料金なしで使える機能なので、ぜひお試しください。