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サンキュッパで5Gスマホが買える!?どこのキャリアでも使えるSIMフリー「TCL 10 5G」を試してみた

サンキュッパで5Gスマホが買える!?どこのキャリアでも使えるSIMフリー「TCL 10 5G」を試してみた

話題の“5Gスマホ”を使ってみたいけど、ハイエンドモデルでは値段が高くて手が出ないかも…。

そうお考えの方にぜひチェックしてほしいのが、+Styleで2020年11月より販売を開始した「TCL 10 5G」です。

いわゆるミドルレンジのスマホに分類できそうですが、5G対応スマホとしてはSIMフリー、キャリア端末を問わず最安クラス(ミドルレンジスマホの中でもかなりの低価格です)の価格でありながら、7万円台のスマホにも使われているSoC「Snapdragon 765G」を搭載したコスパ抜群の1台。それだけでなくカメラ機能をはじめ、5G以外の魅力もたっぷりな、今最もおすすめできるミドルレンジスマホなのです。

今回の記事では、実際にこのミドルレンジスマホ「TCL 10 5G」を使ってみた感想はもちろん、実際にカメラで撮影した写真データも交えつつ、このスマートフォンの最大の特長である5G通信についてもご紹介します♪

基本スペックをチェック

まずは、このスマホの基本的なスペックからご紹介しましょう。OSには、Android 10を搭載。CPU/メモリ(RAM)/ストレージ(ROM)はそれぞれSnapdragon 7シリーズ/6GB/128GBとなっており、低~中価格帯のいわゆるミドルレンジスマホとしては、十分な性能を備えています。Webブラウジングはもちろん、高画質な動画の視聴もサクサク快適。実際にYouTubeを高画質(1080p)で視聴してみましたが、動作が重くなったり画面が固まったりすることなく、スムーズに動画を楽しめましたよ。

TCL 10 5G

ミドルレンジモデルでは気になる点、画質の良さも魅力の1つです。FHD+(1080×2340)の高解像度を誇る6.53インチディスプレイを採用しているほか、ボディに対してスクリーンが占める割合(画面対筐体比率)は、なんと91%もあるんです!「スマホの画面を広々使いたい」「大きなディスプレイで動画を楽しみたい」といった方にピッタリの1台といえるでしょう。

ボディの触り心地は、つるつるなめらかでミドルレンジとは思えないほどの上質な印象。大画面スマホではありますが、大人の手ならしっかり収まる丁度いいサイズ感です。衝撃からスマホ本体を守る、専用カバーが同梱されているのも嬉しいですね。

TCL 10 5G 裏面

ちなみに、ミドルレンジでは先端技術に対応していないものも見受けられますが、このスマホでは画面のロック解除などに使える、指紋認証にも対応しています。背面にあるセンサーを指でタッチすれば、マスクを着けたままでもロックを解除可能です。顔認証機能も利用できるため、好みに合わせて使い分けられますが、マスクが手放せないこのご時世、頻繁に利用するスマホで指紋認証が利用できることは大きなアドバンテージですよね。

TCL 10 5Gにはイヤホンジャックも搭載

また、バッテリーの容量は4,500mAhと、スマホを一日中しっかり使う人にも安心できる十分なボリューム。ミドルレンジモデルでもモバイルバッテリーを持ち歩く必要がなさそうです。同梱のUSB Type-Cケーブルで充電できるほか、急速充電のQC 3.0にも対応しています。Bluetoothイヤホンはもちろん、本体上部にはイヤホン端子も搭載されているので、従来の有線イヤホンをお使いの方も安心ですよ。

充実のカメラ機能

3万円台のミドルレンジスマホとなると、一番気になるのはスマホのカメラ性能ですよね。ということで、実際にこのミドルレンジスマホ「TCL 10 5G」で撮影した写真をここからご紹介しましょう。まずは、超広角カメラを利用した「広角モード」から。上の写真は通常のカメラモードで撮影したもの、下は同じ場所から「広角モード」で撮った写真です。

四眼カメラを搭載しているTCL 10 5G

ミドルレンジスマホとは思えない、多彩なカメラ機能も見逃せないポイントです。「TCL 10 5G」の背面をご覧ください。広角/マクロ/深度/イメージセンサーが並んだ、特長的な“4眼カメラ”が搭載されています。ミドルレンジスマホはしばしばカメラの質の悪さを懸念されますが、この「TCL 10 5G」では心配無用。今回はこれらのスマホカメラを利用して、実際に写真を撮ってみました。作例とあわせて、バラエティ豊かな撮影モードの一部をご紹介します。

見比べてみると、その違いはミドルレンジスマホの中でも突出したハイクオリティだと一目瞭然。画質を保ったまま、より広い範囲の景色を撮れていることがわかりますね。旅行やお出かけ先の景色を、目で見た印象に近いイメージでスマホで記録したい…といったシーンで活躍するはずです。

一方で、5メガピクセルのマクロカメラを使用すれば、被写体にカメラを近づけて“接写”することもできます。こちらの画像は「スーパーマクロモード」を用いて、葉っぱを接写したものです。カメラと被写体にはわずか5cmほどの距離しかありませんでしたが、細かな葉脈まで、ぼやけずにはっきり撮影できました。本当にミドルレンジスマホ…?というくらいのクオリティです。

深度カメラを生かした「ポートレイトモード」にも注目です。背景ぼかし機能を使うことで、まるでミドルレンジならぬ、そしてスマホならぬデジタル一眼レフカメラで撮ったかのように、鮮やかにボケ効果のある写真を撮れます。人物の撮影はもちろんのこと、キレイな風景写真の撮影などにも便利に使えるでしょう。ボカしの強さは、スマホの撮影画面に表示されるスライダーから調節できます。

最後にご紹介するのは、「高解像度モード」です。こちらの撮影モードでは、64メガピクセルの高画質カメラを使用することで、ミドルレンジスマホとは思えないプロ顔負けの鮮明な写真を簡単に撮影できます。

筆者手持ちのスマホでも同じ被写体を撮影してみましたが、比べてみるとやはり、ミドルレンジスマホながら「TCL 10 5G」の画質の良さが際立ちます。「TCL 10 5G」で撮影した写真の発色はソフトでやさしく、肉眼で見た印象に近い絵作りとなっており、つくづくミドルレンジのスマホで撮ったとは信じがたい仕上がりです。今回ご紹介した4つのモード「広角モード」「スーパーマクロモード」「ポートレイトモード」「高解像度モード」は、カメラからアイコンをタップするだけで切り替え可能。スマホでのカメラ撮影が苦手な方やミドルレンジスマホ初心者の方でも、キレイな写真をお手軽に撮れる意味でもおすすめできそうです。

5Gとは?

TCL 10 5GでNTTドコモの5G契約SIMを挿したところ。実際に5G通信を利用可能

冒頭で述べた通り、「TCL 10 5G」は近年話題のSub-6帯域を使用できる5Gスマホの1つです。5Gスマホ自体現在はラインナップ拡大中ですが、そもそもミドルレンジスマホとなるとなかなか選択肢に挙がらないものです。さらに、NTTドコモ・KDDI・ソフトバンク・楽天モバイルという主要4キャリアのいずれでも5G通信を利用可能なのもうれしいポイントです。現在ご利用中のキャリアで5G契約に切り替えれば、TCL 10 5GにSIMを差し替えるだけでなんとミドルレンジスマホながら、5G通信を使えるようになるんです※。

※キャリアによっては5G契約に切り替えるとSIMを交換する必要があります。また、各携帯キャリアショップで契約変更手続きを行う必要がある場合もございます。詳しくは、各キャリアの5Gサービス紹介ページをご覧ください。

さて、ここでは「5G」についても補足しておきます。そもそも5Gってなんでしょうか?「5G」=「5th Generation」を略した呼び方であり、モバイル通信の次世代規格である“第5世代移動通信システム”を意味するワードです。5Gの特長は、大きく分けて「超高速通信」「多数同時接続」「低遅延」の3つ。現在普及している4G(第4世代移動通信システム)と比べて、通信速度が格段に向上する、遅延が少なくなるといった進化を遂げています。最新技術を搭載していないことで価格を抑えるミドルレンジスマホとしては、そもそも対応していないことも多いです。

5G通信では、通信速度は4Gと比べて約20倍、遅延は4Gのおよそ10分の1になると言われています。この5Gを活用すれば、映画1本分(2時間)の動画を、わずか数秒でダウンロード可能に。5Gの高速&大容量通信によって、4Kや8Kなどの超高画質な映像コンテンツを、待ち時間を気にせずに視聴できます。このため、ミドルレンジスマホでも5Gを利用したいと望む人はたくさんいるようです。

そのほかにも、低遅延を生かしたリアルタイムVRコンテンツを楽しめたり、混雑した場所でも安定した通信を利用できたりetc. 5G通信には魅力的なポイントが目白押しです。

Sub-6とは?

このような利点がある5G通信ですが、通信に用いる周波数帯によって、「Sub-6」と「ミリ波」の2種類に分かれている点には注意が必要です。「ミリ波」では、約30~300GHzの帯域を使用しているため、「超高速」「多数同時接続」「低遅延」といった5Gの特長を最大限に生かせることが特徴です。

その一方で「ミリ波」は雨や建物によって通信が遮られやすい点が大きなネックになっています。これに対して、6GHz以下の周波数帯を使う「Sub-6」は、通信速度や同時接続といった性能ではミリ波に劣るものの、障害物の影響を受けにくい点が特長で、実用には適していると言えます。こういうわけで、先ほど挙げた4キャリアともSub-6を中心に5Gエリアを拡大しているのです。

現在、各メーカーから販売されている“5G対応スマホ”には、Sub-6のみ対応する機種/Sub-6とミリ波両対応の機種が混在しており、どちらを選ぶかで値段の差分が出ることも。ただし、2021年春の時点では、ミリ波が使える場所はかなり限定的である一方で、Sub-6はエリア拡大が着実に進んできています。「まずは5G通信を試してみたい!」という方は、Sub-6対応スマホを購入すれば十分その恩恵を受けることができます。したがって、もっとも安価な端末の一つである「TCL 10 5G」は最有力候補の一つと言えるでしょう。

まとめ

TCL 10 5G」は、3万9800円税込と従来のLTEスマホとしてもリーズナブルな価格帯ながら、ミドルレンジスマホとしてもハイスペックモデル顔負けのカメラ機能を備えている点や、話題の5G通信を利用できることを考えると、コストパフォーマンスはトップレベルと言えそうです。5G通信こそ利用できませんが、+Styleでは通信回線を利用できる格安SIMでお馴染みのMVNO「LINEモバイル」の「LINEモバイル エントリーパッケージ」も販売しています。ミドルレンジスマホだけでなくエントリーモデルでも候補を探している方や、「4Gでも安い方がいい」という方はこちらもぜひご覧くださいね♪

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