+Style MAGAZINE

スマートホーム

【レビュー】話題のスマートロック「Qrio Lock」を取り付けてみた。開錠が楽になる新製品「Qrio Pad」にもチャレンジ!

【レビュー】話題のスマートロック「Qrio Lock」を取り付けてみた。開錠が楽になる新製品「Qrio Pad」にもチャレンジ!

スマホで操作できたり、自動で住人の動きや習慣にあわせて家電が動いてくれる「スマートホーム」に挑戦しようとする人が増えています。中でも人気のスマートホーム商品が、ドアに近づくと鍵が開いたり、遠隔で施錠状態を確認できる「スマートロック」です。スマートロックの中でも特に人気のブランド「Qrio」の「Qrio Lock」をはじめとした商品にチャレンジしてみましたよ。


スマートロックの人気ブランド「Qrio」の「Qrio Lock」

工事いらず、10分足らずで取り付けできるQrio Lock

Qrio Lock」は、スマートフォンと連携して自宅に近づいたら鍵を自動的に開錠したり、ドアが閉まるとオートロックが動作するスマートロックです。周辺機器として、キーホルダーとして使える開閉ボタンが付いた「Qrio Key S」や、暗証番号の入力・カードキーをタッチするだけで開錠できるようになる「Qrio Pad」、外出先から鍵の開閉状況を確認できる「Qrio Hub」という便利な商品も存在します。

ただ、「まずスマートホームを体験したい」「スマートロックにチャレンジしてみたい」という入門として導入する場合は、ひとまず「Qrio Lock」だけで始めてみるといいかもしれません。価格も2万円台と、スマートホームにチャレンジしてみるにはお手頃な価格です。

話は変わりますが、「スマートホーム」と聞くと「大規模な工事が必要なんじゃ…」と思いますよね。ですがQrio+Style家電は、工事を必要としない後付け可能なスマートホーム商品です。製品を取り付けてからスマホ連携を設定するまで、30分もかからずに作業を完了できますし、スマホ連携で機能がアップデートされたりするのも「スマートホーム」「スマート家電」ならではの特長といえるでしょう。

私も「Qrio Lock」を導入してみましたが、鍵への取り付け自体は10分足らずで完了しました。引っ掛ける鍵のツマミ(サムターン)の形状に合わせてS/M/Lのアタッチメント(サムターンホルダー)が付属していて、様々なサムターンの形状に合わせて引っ掛けられるようになっています。


3種類のアタッチメントでツマミ(サムターン)に引っ掛けて、ドアの施錠・解錠が可能になります


サムターンに取り付けたところ。私の家ではLサイズがぴったりでした

また、サムターンの高さもドアによってさまざまのため、ドアと本体の距離を調整する台座(高さ調整プレート)も2種類用意されています。私の家では、「L」のアタッチメントを引っ掛けて、台座も低いものを利用しましたが、問題なく取り付けられました。


台座は大小2種類。2つとも重ねて利用すれば、かなりの高さがあるサムターンでも問題なく取り付けられます

自分の家のツマミでQrioが利用できるかどうかについては、Qrio社のWebサイトで詳しく紹介していますので、ぜひこちらもご参考に。こうして、付属している強力な粘着シールを張り付けて本体を設置。鍵の開閉状況を確認できる小型の開閉センサーを取り付けると、本体の設置は完了です。粘着シールは強力ですが、接着するドアやドア枠が汚れていると外れてしまうので、取り付ける際は入念にお掃除を。


開閉センサーを取り付けることで、オートロック機能やアプリで開閉状況を確認できるようになります

こうしてQrio Lockを使えるようになりました

アプリ設定もかんたん、鍵の開閉はQrio Lockにおまかせ

設置が完了したらあとはアプリの設定だけ。アプリの設定も下記の画像のように画像付きのチュートリアルに沿って設定するだけなので、取扱説明書を見て行ったり来たりしながら設定方法がわからなくなる…なんて心配はありません。

この初期設定も、ものの5分足らずで無事完了できました。人によってはもう少し時間がかかるかもしれませんが、1時間も2時間もかけずに、指示に沿って簡単なステップで設定できるのは、Qrioのスマートロックの魅力と言えます。

しかも、Qrio Lockは本体だけで「オートロック」や「ハンズフリー解錠」が設定できます。ドアの開閉状態を判断できるセンサーのおかげで、ドアが閉まった瞬間に自動でドアが閉じる「オートロック」は、便利の一言。防犯対策としてかなり有効な手段と言えるでしょう。また、ハンズフリー解錠は、スマートフォンの位置情報と連動して、家に近づくと自動でQrio Lockがドアを解錠してくれます。位置情報の常時ON設定が必要にはなりますが、「カバンのどこに鍵を入れたんだっけ…」と探す必要がなく、いつもスマートに鍵が開いてくれるので、両手に荷物がいっぱいの時も安心です。

 

もちろん、スマートフォンで開錠・施錠ができますし、開錠・施錠の履歴もアプリで確認できるので、家族の帰宅時間や、不審なドアの開閉がないか確認できるのも大きな魅力です。

魅力的な周辺機器で、よりスマートに帰宅

スマートロックのレベルを一段広げてくれるアイテムが、先に紹介した「Qrio Key S」と「Qrio Pad」、「Qrio Hub」です。

小さい子供でも、おじいちゃんおばあちゃんでもスマート解錠「Qrio Key S」

Qrio Key Sは、キーホルダーサイズのスマートキーです。差して解錠する本物の鍵にキーホルダーとして取り付けられる穴も備えているので、万が一の時や、カバンの中でも見つけやすいように一緒に持っておくと便利でしょう。


Qrio Key Sを使えば、スマホがすぐに取り出せなくてもかんたんに施錠・解錠がワンタッチで出来ちゃいます

開閉ボタンが付いているので、「ハンズフリー解錠は設定したくない」という人でも、スマホでアプリを立ち上げずに簡単にドアの開閉が可能。鍵穴に鍵を刺そうとして方向が違った、なんて手間もなくボタンで開閉できるのは、クルマと同様の体験でかなり便利ですよ。

暗証番号や専用カードで開錠できる「Qrio Pad」

アプリやQrio Key Sのようなスマートキー以外の解錠方法が新登場!それが2021年12月に販売を開始した新製品「Qrio Pad」です。この製品は、Qrio Pad本体に備わっているタッチパネルの数字キーで暗証番号を入力するか、付属している専用カード「Qrio Card」(1枚のみ、追加購入可)をタッチするだけで解錠が可能なんです。


Qrio Padを買うだけで、暗証番号とQrio Cardによる2種類の解錠方法を使えます

暗証番号の入力であれば、わざわざカバンを探す作業は必要ありませんし、Qrio Cardを利用して解錠する場合はお財布を出すだけなので肌身離さず安心して鍵を持ち運べますよね。

リモートで施錠・解錠が可能な「Qrio Hub」

最後は、外出先からでも鍵の開閉状況を確認できる「Qrio Hub」をご紹介。開閉状況の確認はもちろん「あれ、開けっ放し」なんてことに気付いても、アプリから施錠できるんです。


Qrio Hubは玄関近くの電源ソケットに取り付けるだけでOK。Wi-Fi経由で屋外からでもQrio Lockの操作が可能に

「あれ、カギ閉めたっけ…」なんて不安になって、駅に着いてから慌てて家に戻る必要はありません。Qrioアプリで確認すればOKなので、長期の出張や旅行の時も安心です。

スマートロックの決定版、だからこそ多彩な選択肢が嬉しいQrio

このように、「アプリで開閉するだけ」のスマートロックも少なくない中で、スマートキー「Qrio Key S」はもちろん、暗証番号とカードキーで開閉できる「Qrio Pad」、リモートで開閉操作できるようになる「Qrio Hub」など、私たち一人ひとりのスタイルで開閉できる手段を用意してくれているのがQrioの魅力です。面白いことに、ソニー製スマートウォッチ「wena 3」とも連携して鍵の開閉ができるなんてことも、その魅力の一つと言えるでしょう。


wena 3を使ってQrioの解錠が可能に

スマートホームは遠い未来と思っていた方にこそオススメできるのがこのスマートロック「Qrio Lock」をはじめとしたQrio製品。ぜひスマートホームのはじめの一歩として、体験してくださいね。

SHARE

この記事を読んだ方におすすめの記事

注目記事ランキング

1週間の人気記事

CATEGORY

TAG