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【レビュー】ソーラーパネルが付いてくる「+Style セキュリティカメラ」とカメラがぐりぐり動く「+Style ホームカメラ」を試した

【レビュー】ソーラーパネルが付いてくる「+Style セキュリティカメラ」とカメラがぐりぐり動く「+Style ホームカメラ」を試した

+Styleブランドから2021年11月に、ネットワークカメラの新モデル「+Style ホームカメラ」と「+Style セキュリティカメラ」の2機種が発売されました。この記事では、早速このカメラ兄弟を試して、その実力を体感しました。

2機種のうち、「+Style ホームカメラ」はカメラの向きを調整できる屋内向けの製品、「+Style セキュリティカメラ」はソーラーパネル充電やIP65の防水性能に対応し、屋外にも設置可能な製品です。どちらの製品も、+Style本店とAmazon店、PayPayモール店、楽天市場店で購入できます。


+Style ホームカメラ


+Style セキュリティカメラ

ちなみに現在、11月21日まで発売記念キャンペーンを実施中なんです。「+Style ホームカメラ」は6480円が1500円OFFの4980円、「+Style セキュリティカメラ」は1万980円が2000円OFFの8980円でお買い求めいただけます! この機会をお見逃しなく♪

QRコードでかんたんアプリ連携

では、実際に商品を試してみましょう。初期設定は両製品とも大部分が共通しているので、「+Style ホームカメラ」を例に紹介していきます。


同梱品としては、カメラ本体のほか、壁掛け用のスタンド、ネジ類、電源ケーブル、電源アダプタが入っています。カメラ部分の保護シールを外すのを忘れずに

パッケージを開封したら、カメラ本体背面の下部にマイクロUSBポートがあるので、ここに充電ケーブルを接続しましょう。あとは、充電器を設置場所に近いコンセントに接続すればOKですが、この時点ではまだ接続しない方がベター。アプリの準備が完了してから接続します。


充電はマイクロUSBポート経由


壁掛けにしたい場合などには、ネジ穴でスタンドを固定できます

続いて、スマートフォンやタブレットで「+Style」アプリを起動します(本稿では、詳細手順を省きますが、あらかじめアカウント作成・ログインが必要です)。アカウントでログインした状態で、同アプリ画面から以下の手順を行い、新規デバイスの登録を進めましょう。


「マイホーム」タブで「+」をタップ(左)。「セキュリティ&センサー」カテゴリにある「カメラ」をタップ(右)

この時点で、カメラ本体の電源ケーブルをコンセントと接続し、通電させましょう。LEDインジケーターが点灯します。


LEDの点滅を確認の欄にチェックして、「次へ」をタップ (左)。2.4GHz帯のWi-Fiアクセスポイントに接続した状態にし、「次へ」をタップ(右)(※5GHz帯は非対応です)


QRコードが表示されるので、これをカメラ本体にかざします。音が鳴ったら「ピープ音が聞こえました」をタップ(左)。接続がうまく実行されると、通知が表示され、「マイホーム」タブ画面に新しいデバイスが追加されます(右)


スマートフォンのアプリに表示されたQRコードをカメラにかざす様子

以上で、デバイスの初期設定は完了です。

「+Style ホームカメラ」は視点が自在に動くのが便利

では、各機種の特長を見てみましょう。「+Style ホームカメラ」は、底面以外のあらゆる方向に撮影する向きを調整できるのがポイントです。アプリからの操作で左右355°、上下90°まで物理的にカメラ部が動き、広角レンズが実質的に全方向を撮影してくれるんです。アプリでは、「写真撮影」や双方向の「通話」、動画を保存する「記録」などのメニューもあります。


「+Style ホームカメラ」は電源さえあれば、棚の上や玄関にも置きやすいデザインだ


+Styleアプリの「マイホーム」タブに追加されたデバイスを選択すると、この画面が起動するので、「方向」をタップ(左)。十字のコントローラーが表示されるので、これをタッチ操作すると向きを自在に変えられる(右)。なお、プレビュー画面のタッチでも操作は可能

なお、視点を一番下向きにすることで、カメラ部が隠れ、何も映らないスリープモードになります。撮影の有無が外観でわかるのは、安心できるところ。


スリープモードの状態

また、視点を上向きにしていくことで、カメラ下部にあるmicroSDカードスロットが現れます。録画データを残したい場合などには、ここに挿入しましょう。


microSDカードスロットはカメラのレンズ下部にある(上書き保存、最大128GBまでのmicroSDカードに対応)

細かい機能のカスタマイズは、メニューにある「アラーム」をタップすると可能です。例えば、何かが映ったときに動作を検知するエリアを限定したり、被写体を追尾する「トラッキング」を有効にするといった操作ができます。


「アラーム」をタップした画面。「モーション検知」と「検知エリア」をオンにし、検知エリアの設定をタップ(左)。写真のトリミングのように赤枠のエリアを狭めることで、検知エリアを制限可能。余計な検知を最小限にできる(右)


「モーション検知」をオンにしている状態で人が写り込むと(左)、アプリから動き検知の通知が届く(右)

ソーラーで給電できちゃう「+Style セキュリティカメラ」

一方の「+Style セキュリティカメラ」は、なんとソーラーパネルが付属して、IP65の防水性能を備える特徴的なカメラです。屋外への設置はもちろん、コンセントがない窓際などにも使いやすい製品といえるでしょう。カメラの解像度は、1080p(1920×1080)。画角は広角120°です。

同機を壁掛けで利用する場合には、同梱のマグネットスタンドが活躍します。大容量6,000mAhのリチウムイオンバッテリーを搭載するので、ソーラーパネルやケーブル接続なしでも最長4カ月の稼働が可能です。


「+Style セキュリティカメラ」の同梱品。ケーブル付きのソーラーパネル、マグネットスタンド、ネジ、有線充電用のケーブルが付属する


マグネットスタンドを本体背面の窪みに近づけると……


磁力でガッチリと固定される


釘や壁掛けネジなどで突起を作れば、どこでも設置可能だ。内蔵バッテリーでも駆動するので、もし利用時間帯が限られているのならば、ケーブル接続なしでもOK

セキュリティカメラも、充電ポートは背面下部にあります。ただし、防水に対応しているため、ポート周りに樹脂カバーがある点がホームカメラと異なります。


背面下部のカバーを外すと、充電用のmicroUSBポートと、microSDカードスロットが現れる


ソーラーパネルは筆者の手のひらを広げたくらいのサイズ。短辺15cm弱 × 長辺18cm強だ。接続用のケーブルの先端にはカバーがついている


ソーラーパネル背面にも三脚ネジ穴があるので、工夫すれば壁掛けで設置することも可能だ

一方、賃貸で壁に穴は開けられないという場合にも、カメラ本体下部についた三脚穴を使えば、自由度高く設置することが可能。ソーラーパネルごと窓辺に置けば、配線が難しい位置にも設置は簡単です。


三脚を用いた設置もOKだ。ちなみに、ソーラーパネルで本体を満充電にするには、適切な角度のもと、強い太陽光が1日あたり4時間、3日連続でソーラーパネルに当たるようにする必要がある

写真撮影や映像の記録、通話などができることは+Style ホームカメラと共通しています。一方で、+Style セキュリティカメラだけの特徴としては、メニューに「ブザー」があることに注目。これをタップすると、カメラ本体からけたたましいサイレンのような音が鳴り出しますので、万が一の不審者や野生動物の接近に対して、威嚇になります。


「ブザー」を押すと、すごい音が鳴る。不審者への威嚇になる可能性大だ

夜になると赤外線LEDが点灯することもポイント。最大8m先まで、最低3luxの低照度環境暗所での撮影に対応します。暗所においては撮影できる映像がカラーではなくなるものの、防犯カメラとしての役割は期待できます。モーション検知による自動録画機能も心強いです。また、モーションの検知をトリガーにして、ほかの+Styleのスマート家電――たとえばスマートLED電球などを点灯するように設定しておけば、夜間の防犯体制としても強力です。


夜になると赤外線LEDが点灯


低照度環境における撮影のイメージ。最大8m先まで最低3luxの低照度環境まで対応する

複数のカメラを同時チェック!+Styleアプリが便利♪

ちなみに、+Styleブランドのカメラを「+Style」アプリに登録することで、「マイホームタブ」右上にボタンが現れます。ここをタップすることで、複数カメラの映像を同時にチェックできます。家の正面や裏側、内部など複数のカメラを設置することで、防犯や見守りの効率をアップできるでしょう。


右上のカメラアイコンをタップすると(左)、全カメラの映像をまとめてチェックしつつ、各カメラのコントロールも行える画面が起動する(右)

また、GoogleアシスタントやAmazon Alexaをサポートするスマートディスプレイと連携させれば、「〇〇、ホームカメラの映像を見せて」などと話しかけるだけで、映像を確認できるようになります。対応製品をお持ちの場合には、遠隔地に住む親族の見守りなどにも役立てるかも?ぜひこちらもご利用くださいね。

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