【レビュー】プロジェクター一体型の新感覚シーリングライト「popIn Aladdin 2」 - スマートリモコン連携でさらに便利に

ネットやスマホと連携して、便利な家電が近年増えてきました。レシピを提案してくれるキッチン家電や、動画サービスをリモコン一つで見られるスマートテレビ、果ては映像を見ながら掃除ができるスマート耳かきまで登場しています。
今回テストした、プロジェクターとシーリングライトが一つになった人気のスマート照明「popIn Aladdin 2」も、そんなスマート家電の一つ。映像や音声が天井から降り注ぐ新感覚のデバイスを体験するとともに、+Style家電・機器と連携してスマートホームに組み込んでみました。
取り付け~設定は10分、すぐに始まるプロジェクター体験
シーリングライトの取り付け・取り換えは面倒じゃ…と、popIn Aladdin 2が気になっていても、二の足を踏んでいる方がいるかもしれません。「引掛けシーリング」と呼ばれる端子が部屋に備わっていれば、ご自身の手でかんたんに取り付けることができます。
私の家の場合は、「ダクトレール」と呼ばれる照明器具を複数個取り付けられる器具が設置してありましたが、こちらも変換器具が数百円程度で販売されているので、取り付けることができました。
引掛けシーリングに、本体を取り付けるためのアタッチメントを取り付けたら、あとは本体をはめ込むだけ。プロジェクターが一体となっているシーリングライトなので、一般的な製品よりは大きく、少し重いものの、成人男性であれば問題なく取り付けられます。
箱から出して、ここまでわずか5分。電源ONにして初期設定する時間を含めても10分程度で終えることができました。デジタル機器は苦手、という方でもあまり大差ない時間でpopIn Aladdin 2のプロジェクター体験を始めることができるはずです。
シーリングライトの機能が充実、映像はもちろん音楽体験もばっちり
プロジェクターとシーリングライト機能は、どちらもこのリモコンで操作します。シーリングライト機能は明るさだけでなく、昼白色~電球色まで多彩な色味に変更できるので、仕事中や家族の勉強中は昼白色、夜のリラックスタイムは電球色と、生活シーンにあわせて部屋の雰囲気を変えることができます。
そこに加えて登場するのがプロジェクター機能。設置場所によってはタンス、シェルフなどが投影の邪魔になりますが、popIn Aladdin 2には高さ調整や台形補正機能があるので、ちょっとした障害物は避けて投影可能です。投影場所まで1mの距離でも約50インチまで大きく投影できるので、映画コンテンツを没入感高く楽しめますよ。
台形補正機能で、投影した時の歪みを直せます
グレーの背景でもくっきり投影できました
搭載されているアプリは、Amazon「Prime Video」やNetflix、U-NEXT、Huluなどの主要映像配信サービスを網羅。また、スクリーンセーバーとなる風景の映像や時計を自動再生する機能、お子様向けコンテンツを集めたアプリなど、プロジェクターをとことん楽しめるコンテンツが充実しているのも、popIn Aladdin 2の魅力です。
また、何気に嬉しいアプリがRadiko。「心地良いBGMだけ流したい」という気分の際に、ラジオがあるのは便利ですよね。アプリ操作だけでなく、Bluetoothでスマホやパソコンと接続もできるので、音楽ストリーミングサービスを手元のスマホから再生するという使い方が出来る点もGood。AACと呼ばれる高音質なプロファイル接続にも対応しており、天井の高音質ステレオスピーカーからお気に入りのライブラリがゆったり降り注ぐ…なんて今までにない音楽体験も可能なんです。
Bluetoothに繋がると、魔法のランプの先が青色に光る粋な計らいも
スマートリモコン連携でスマートホーム化にチャレンジ!
popIn Aladdin 2の魅力はほかにも。+Style機器「スマートマルチリモコン」と連携することで、スマートホームに組みことができるんです。スマートマルチリモコンは、赤外線リモコンに対応した家電をスマホ操作や音声操作にアップデートできる便利グッズ。+StyleとpopInが、スマートマルチリモコンでpopIn Aladdin 2を操作できるように協力しました。
+Style「スマートマルチリモコン」とGoogle「Nest Hub」
使い方は、スマートホームアプリ「+Style」をスマホに入れて、スマートマルチリモコンを連携したら家電の一覧から「popIn」を選ぶだけ。
すぐにスマホからpopInのシーリングライト機能とプロジェクターのON/OFF機能を利用できるんです。例えば、外出先で「シーリングライト消したかな?」とちょっと不安になっても、家の外からでもライトをOFFに出来るのは便利ですよね。
またこの連携でも、とっても便利なポイントがスマートスピーカーとの連携。ご自宅にあるGoogle/Amazonのスマートスピーカーに設定したワードで"お願い"をすれば、シーリングライトのON/OFFや色味・明るさの変更、プロジェクターのON/OFFが簡単に利用できるんです。
リモコンが遠いところにあったり、リビングのどこに置いてあるかわからない時、キッチンで手が離せない時でも、いつものスピーカーにお願いすれば簡単に操作できるのは、ちょっとした未来の体験ですよね。
アプリ「+Style」でスマートモードを設定して(左)、アプリ「Google Home」でルーチンを設定すると、
指定したワードでpopIn Aladdinを音声コントロールできる。Amazon Alexaでも同様の設定が可能です
操作いらずのスマートホーム、ドアを開けたら自動で照明が点灯!?
スマートマルチリモコン連携の魅力は、音声コントロールすら要らない”おまかせ”がとっても便利です。+Styleは、「スマートLED電球」をはじめとしたスマート照明や「スマート全自動コーヒーメーカー」「スマート扇風機」まで幅広いスマート家電をラインアップしていますが、「ドアが開いたら自動で照明ON」「深夜になったら自動で照明とプロジェクターをOFF」といった設定もできるんです。
ドアや窓の開閉を検知する「スマートセンサー(ドア・窓)」を玄関のドアに設置したら、「夕方以降に帰宅したら、popIn Aladdinのシーリングライトを自動ON」というスマートホームな暮らしをかんたんに設定できます。ON/OFFを指定するだけだから、「家族が帰ってきたらOFFになった」といった心配もありません。時間帯によって設定が変えられるので、出かける時間帯はOFFという使い方もOKですよ。
夜に玄関のドアが開いたらリビングのpopInをON(左)、
深夜に1時間に渡ってリビングのドアが閉じていたらプロジェクターもあわせてOFFといった設定も可能
また、就寝時間のうっかりな消し忘れからもさようなら。「日の出時間の〇〇時間前」「深夜1時」などの時間を指定して、照明をOFFに設定すれば、消し忘れることはありません。寝なければならない時間帯を設定しておけば、生活習慣の改善にも繋がります。
リビングのほかの照明と合わせて自動点灯設定も。
+Styleなら、「日の出の1時間前にON/OFF」といった住環境にあわせた設定もOKです
これらの設定は、ほかの+Style家電・機器とも連動できるので、「玄関のドアが開いたら家じゅうの照明をON」「深夜になったらリビングのエアコン、テレビ、プロジェクター、照明をすべてOFF」といったことも設定できるんです。
エアコンやテレビとpopInをまとめて操作してくれるように設定OK。スマートホームの大きな魅力の一つです
popIn Aladdin 2から始まるスマートホーム。お求めやすい価格帯の「popIn Aladdin SE」や、Google/Amazonのスマートスピーカーを持っていない人でも便利に音声コントロールできる「Aladdin Remoless」もあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。