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家に帰ればパッと明るい、玄関の照明に人感センサーを導入してみましょう

家に帰ればパッと明るい、玄関の照明に人感センサーを導入してみましょう

外から家に戻って玄関の前に立つとパッと明るく電気が点く、家に入ると自動で明かりがつく、人感センサー付きの電球を購入すれば、手軽にこのようなことが実現できます。 人感センサーを取り入れようと検討している皆さん、この記事では玄関などに使われる人感センサーとは何かをわかりやすく解説し、設置方法や製品の選び方なども説明します。

人感センサーとは?

人感(じんかん)センサーとは、人がいることを感知できるセンサーです。たとえば自動ドア、トイレ・キッチンの自動水栓、ビルや庭などに設置されたセンサーライトなど、身近なところで人感センサーは使われています。 人感センサーのセンサーにはいくつか種類があります。人の熱を検知する赤外線センサー、人が触れたときに発生する静電気を検知するタッチセンサー、物音に反応する音感センサーなどです。また、これらを組み合わせて検知範囲や精度を高めているタイプの製品もあります。なお、監視カメラのように、映像を解析して人を検知するのは、動作検知センサーとして区別されています。 このうち、玄関などの照明に良く使われているのは、赤外線センサーです。価格が安く、小型化が可能なため、玄関だけでなくさまざまな場所に設置できる製品が販売されています。

 

人感センサーを玄関のライトに取り入れるメリット

人感センサー付きのライトを設置すれば、帰宅時に照明がパッとつきます。また、必要なときだけ点灯するので電気代の節約にもなります。これらのメリットについて、それぞれ詳しく解説します。

明るい光がお出迎え!

明るい光がお出迎え

一戸建ての場合、玄関前は意外に暗いものです。階段状や飛び石状になっていることも多く、暗い中を歩いていてつまずいたり、転びそうになったりした経験がある人もいるのではないでしょうか。人感センサーは玄関に到着する少し前で点灯するので、こうした心配がなくなります。また、バッグのなかのカギを探すときや鍵穴にカギを差し込む際も、照明がパッとついてくれれば助かります。 家のなかの玄関の照明に人感センサーを追加することも可能です。靴を片づけたりコートを脱いだり、玄関の小物入れに車や自転車の鍵を入れるなども、スイッチに手を伸ばすことなくスムーズにできます。重い荷物を両手に持っているなど、実は暮らしのなかで最も手がふさがっていることが多いのが玄関前です。なによりも明るい光が帰宅した際に迎えてくれるのは嬉しいですよね。

防犯対策にも

防犯対策にも

不審者が近づいたときも、人感センサーは反応します。たとえばピッキングをしようと玄関に近づいた犯罪者も明かりが付くとヒヤリとします。近隣住人の目を引いたと思い、やる気がなくなることもあるかもしれません。単純なようですが、玄関前を明るくすることは、やはり効果的な防犯対策のひとつです。 人感センサー付きの照明のなかには「フラッシュオンタイプ」という点滅機能がついたタイプも販売されています。たとえば一定時間以上、人がいることを検知し続けると、点滅モードに切り替わるなどの機能がついています。

消し忘れがなくなり節電にもなる

消し忘れがなくなり節電にもなる

人感センサーは人の動きを感知してスイッチをオン・オフするので、消し忘れがありません。必要なときだけ明かりを付けてくれます。夜帰宅したら照明^_^が付きっぱなしのことが多いという人は、節電効果が期待できます。 もし1日中つけっぱなしにしてしまうと電気代はどれぐらいかかるのでしょうか。平均的な電気代の単価で60Wの照明の場合を計算すると「電気代=消費電力(W)÷1000×使用時間(時間)×21.78(円/kwh)=60÷1000×24×21.78=約31円」です。 また、人感センサーは玄関だけでなく、トイレや浴室、廊下など、いろいろな場所に設置でき、大きな節約効果が期待できます。

交換前の注意点

ネットショッピングを利用するという人も多いのではないでしょうか。人感センサー付きの照明は大きな家電量販店にしか売っていないので、なおさらです。 ただし、照明のタイプやサイズをよく確認しておかないと、設置できないことがあるので注意が必要です。ここでは購入前のチェックポイントを紹介します。

照明のタイプを確認する

照明にはさまざまなタイプがあります。人感センサー付き照明の設置には、ダウンライト(天井にフラットに埋め込まれたタイプ)か引掛シーリング(天井から吊るすための電源ソケット・プラグがあるタイプ)など、注意が必要です。 それぞれの注意点を解説します。

ダウンライトの場合

ダウンライトは天井に埋め込まれた小型照明。天井がフラットになるため圧迫感がないことが特徴です。ダウンライトには電球のみを交換できる「交換型」と、照明器具ごと交換する「一体型」の2つがあります。 このうち、一体型の場合は人感センサー付きの電球または照明器具に交換できません。また、交換型であっても密閉式のタイプは、人感センサー付き電球がそのなかに収まるか調べておく必要があります。

引掛シーリングの場合

引掛シーリング(引掛シーリングローゼット)は、室内用の照明を天井に設置するための電源ソケットとプラグのことです。これらは照明器具を吊るす役割も兼ねています。このタイプの照明は、人感センサー内蔵の小型シーリングライトに変更できます。

電球のサイズを確認する

電球のサイズは、口金(くちがね)と呼ばれる電球の根本(接続する部分)の直径を測ることでわかります。直径が26mmの電球は「E26」、17mmのものは「E17」です。市販されているほとんどは、このどちらかのタイプです。しかし、なかにはE14、E12、E11などの製品もあるので、現在付いている電球がどれなのか確認しておく必要があります。 なお、後ほど説明しますが、人感センサー付きの電球は口金が同じでも、電球部分のサイズが大きいことが一般的です。フタや枠などがあると入らない場合があるので注意が必要です。

 

人感センサーを玄関に取り付けるには?

人感センサーを玄関に取り付けるには、電球だけ交換する方法と照明器具ごと交換する方法があります。また、スイッチ部分に人感センサーを取り付けて照明をコントロールすることも可能です。それぞれの方法について詳しく解説します。また、取り付けの際の注意点も解説します。

人感センサー内蔵の電球を取り付け

人感センサー内蔵の電球に交換する方法です。最も簡単な方法ですが、カバーがある密閉型器具では交換できないことがあります。人感センサー内蔵の電球は電球の先端にセンサーを内蔵した突起部分があるため、収まらないことがあるからです。また、突起部分が出ることでデザイン性を損ねてしまうこともあります。 +Style ORIGINALのスマートLED電球は突起部分が小さく、ほとんどの照明器具で置き換えられます。サイズはE26です。スマホから操作、設定が可能な「スマート家電」の一種で、Wi-Fi通信によってワイヤレス接続されます。

人感センサー内蔵の照明器具を取り付け

ダウンライトまたは引掛シーリングの照明では、主に照明器具ごと人感センサー内蔵の照明に交換します。 ただし、ダウンライトの場合は工事が必要となり、そのままでは取り付けられないケースも少なくありません。また一般的にダウンライトタイプの人感センサーはオン・オフのみしかできない製品が多く、多機能なものはあまり販売されていません。

人感センサーのスイッチを壁に取り付け

照明のスイッチを人感センサー付きのスイッチに変える方法もあります。制御部分にセンサーがあるため、点灯時間や明るさ調整ができるものなど多機能な製品が多いのが特徴です。ただし、設置するには配線工事が必要です。

人感センサーを天井に取り付け

人感センサーのスイッチを壁に取り付けられない場合は、天井に人感センサーを設置し、スイッチ部分に配線をつなぎます。天井内部に取り付ける方法と外側に取り付ける方法があります。どちらの場合もセンサーの数が多くなると、見た目が悪くなるのがデメリットです。

人感センサーを天井に取り付け

取り付け・後付けに資格が必要な場合もある

人感センサー内蔵の電球に交換する方法と、引掛シーリングに人感センサー内蔵の照明器具を取り付ける方法以外は配線作業が必要です。そのため電気工事士の資格が必要になります。感電・漏電・火災につながるリスクがあるので、必ず専門知識を持ったプロに依頼しましょう。 照明器具の取り付けでは1500~5000円程度はかかります。多くの機器を設置する場合にはそれ以上かかることも想定しておきましょう。費用を抑えて手軽に設置したい場合は人感センサー内蔵の電球を取り付ける方法がおすすめです。

シーリングライトの選び方

シーリングライトはお部屋の雰囲気を左右する重要な要素です。リラックスしやすい暖色系の色調を選んだり清潔感を重視したりするなど、部屋にあわせて選びましょう。また、読み書きをする場所なら明るさも重要です。 ここでは、色調や明るさの選び方をまず解説し、感知範囲や保証期間などのその他のポイントもあわせて説明します。

お部屋の雰囲気にあわせた色で決める

照明の色調は、大きく分けると電球色、昼白色、昼光色の3種類です。電球色はオレンジに近い暖色系の色調でリラックス効果が高いといわれています。また、料理がおいしく見えることから、食卓の照明にも向いています。 昼白色は真っ白に近い色調で清潔感があるのが特徴です。洗面所や浴室などは一般的に昼白色です。自然光に近いことから、リビングや玄関などでも一般的に使われます。昼光色は青白い色調です。読み書きしても疲れにくいことから、子どもの勉強部屋や書斎などに向きます。 それぞれ特徴があるので、お部屋のイメージにあわせて選びましょう。人感センサー付きの照明のなかには、色調を調整できるものがあります。朝と夜とでムードを変えたい場合や、リラックスモードと勉強モードを切り替えたいなどの人は、調整機能があるものを選びましょう。

明るさで決める

適度な明るさは場所によって違います。玄関まわりの照明では、明るさはそれほど必要ありません。玄関の照明が明るくしすぎてしまうと、部屋のなかに入ったときに暗く感じてしまいます。来客を迎えたり靴を脱ぎ履きするための明るさは確保しつつ、ほどよい明るさにしましょう。 照明機器に「適用畳数」が書かれていることがあります。明るさを抑えたいなら適用畳数をワンランク下、逆に明るさをしっかり確保したい場合はワンランク上の製品を目安にするとよいでしょう。

その他選ぶときのポイント

人感センサーが付いた電球や照明機器を選ぶ際は、センサー範囲もチェックしておきましょう。製品の仕様欄やマニュアルに検知距離や範囲(角度)などが書かれているはずです。天井や部屋の隅など人と距離が離れやすい場合は、しっかり確認しておくと安心です。 オンからオフになる時間もチェックしておきます。多くの製品では一定時間でオフになり、人を検知しているかどうかは関係ありません。用途や場所に応じた商品や時間設定ができるタイプを選ぶことが重要です。 その他、製品保証についても海外製品などの場合、保証が受けられないものもあるのでしっかりと確認が必要です。 また、賃貸なので極力壁に穴を開けたくない、という方もいらっしゃいますよね。工事不要かどうかも選ぶ際の重要なポイントです。

 

人感センサー搭載のLED電球やセンサーをご存知ですか?

人感センサー搭載のLED電球やセンサーをご存知ですか

人感センサーは自動でスイッチをオン・オフしてくれるので便利です。また、玄関に設置すれば防犯効果も期待できたり、単なる照明としての機能にとどまらない「スマートセンサー」があることをご存じでしょうか。 +Style ORIGINALのスマートセンサーは、専用アプリを入れたスマホとネットワークで接続できるセンサーです。たとえば玄関やトイレに設置しておけば、スイッチがオンになった際に人が来たことがわかります。外出先からでも高齢者の生活の見守りや子どもの帰宅確認などができて便利です。 設置場所や検知頻度に応じて、電池かmicroUSBケーブルによる電源供給(充電不可)かを選べるので置き場所も選びません。また、電池交換のタイミングもスマホに通知されます。 +Style(プラススタイル)のスマートセンサーの詳細はこちら +Style(プラススタイル)では「+Style LED電球(人感)」と「スマートLED電球(RGB調色)」も販売しています。+Style LED電球(人感)は人感センサー付きの電球で、玄関や廊下などの電球を手軽に人感センサー付きに変更できる製品です。スマホからの調光・調色操作や遠隔操作などもできます。 さらに+Style(プラススタイル)のアプリを使うと、+Style LED電球(人感)とスマートLED電球(RGB調色)を連携させ、帰宅した際に家中の照明を付けるなども可能です。 +StyleのスマートLED電球の詳細はこちら 【+Style ORIGINAL】スマートLED電球(RGB調色)(安心の2年保証) 【+Style 】LED電球(人感)(安心の2年保証)

まとめ

人の動きを感知してスイッチをオン・オフできる人感センサー付き照明は、玄関などに設置するととても便利です。防犯効果もあるので、まずは手軽に設置できる+Style(プラススタイル)の人感センサーや人感センサー付き電球を試してみることをおすすめします。もちろん、スマホとの連携も可能です。

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