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大切なeスクーターが 盗まれない方法を考えてみよう

大切なeスクーターが 盗まれない方法を考えてみよう

eスクーターを盗まれないようにするには?

eスクーターで移動して、ちょっと買い物や食事でも。そんなふうに考えると、なんだかワクワクしますよね。でも、その一方で気になるのが大切な“愛車”の盗難。コンパクトで持ち運びに便利なeスクーターだけに、誰かに持ち去られてしまわないかと心配する方もいます。
そこで今回は、海外に実際にある盗難対策の事例と、“愛車”を盗難から守るためのポイントをご紹介します。
※eスクーターは日本の法律では「原動機付自転車」に分類されます。公道を走る際には、バックミラーやウィンカー、警音器など、保安条件を満たす必要があります。

 

海外の盗難対策はどうなっているの?

日本ではまだまだeスクーターの姿を見る機会は少ないですが、欧米ではかなり浸透しているようです。人気のあるモビリティであるほど、盗難が不安に感じられるもの。どのように対策しているかを少し見てみましょう。
ドイツでは、ベルリンなどの大都市を中心に、多くの人がeスクーターを利用しています。シェアリングサービスも普及していて、現地の人だけでなく観光の人たちにとっても便利な移動手段になっているようです。そして、その人気の理由としてあげられるのが、eスクーターを鍵なしで乗り捨てできる手軽さです。なぜ、それが可能なのかといえば、eスクーターの利用が最新テクノロジーでしっかり管理されているからです。

また、利用者のスマートフォンと専用アプリを連動させないと「自動ロック」は開きません。借りた人しかeスクーターが動かせないという対策を講じつつ、手軽で便利なサービスになっているからこそ、みんなが利用したくなるのかもしれませんね。

続いて、アメリカで実際にあった盗難対策のお話です。eスクーターはアメリカでも大人気で、シェアリングサービスもスマートフォンと専用アプリで手軽に使えるそうですが、それだけに手続きをしないままeスクーターを持ち去る盗難が続いたのだとか。

そして、その時シェアリングサービスを提供していた会社のとった対策が、なんともユニーク。料金を支払う前にeスクーターに触れると警戒音が鳴り、「乗る前にアンロックしてください。さもないと警察呼びますよ!」と、eスクーターが叫ぶというのです。

悪事を考えている人も驚いたでしょうが、正当に利用しようとする人にまでこの声が発せられてしまい、苦情殺到の末に現在は不採用に。日本でのeスクーターのシェアリングでは、こんな叫び声を聞かずにすむよう、マナーを守ってみんなで気持ちよく使いたいものですね。

 

eスクーターを盗難から守るために

さて、最後に日本はどうでしょう? 大切なeスクーターを守るためには、どんな工夫をすればいいでしょうか。自転車の盗難対策をベースに考えてみましょう。

まず、駐車する場所についてです。eスクーターはコンパクトに折りたためるので、自宅では家の中に入れておくほうが安心です。以下は外出先で駐車する時のポイントです。

1 防犯カメラのある場所を選ぶ

2 人の目につくところに置く

3 毎日同じ場所には置かない

誰かに見られていると、犯人も作業がしにくくなるので、防犯カメラや人の目があるような場所を選ぶようにしましょう。ただし、通行する人の邪魔になる場所や、駐車禁止の場所などは選ばないように気をつけて。

続いて、鍵をかける時にはどんな工夫が必要でしょうか。

1 2つ以上の鍵を組み合わせて使う
→開錠に手間がかかると思われることで、防犯効果がアップします。

2 地面に固定されているものとつなぐ形で鍵をかける(地球ロック)
→eスクーターは持ち運びのできる重量なので、鍵をかけたまま運ばれてしまう可能性があります。地球ロックしておけばそのような盗難を予防できます。

3 あまり安価なものは選ばない
→簡単に壊されてしまう可能性が高くなるため、強度はしっかり確認しましょう。

eスクーターは、自転車に比べてタイヤが小さく、太いワイヤーやダイヤル式の錠の部分がホイールで使えない可能性があります。自分の“愛車”にはどんなロックが使えるのか、確認しながら選びましょう。

 

※「公道を走行できるのはfreemileのみとなります(2021年3月18日現在)」

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