eスクーターの操作はどれくらい簡単?

電動モーターを搭載したeスクーター。見た感じは普通のキックスケーターと同じように乗りこなすことができそうですが、実際はどうでしょう? 今回は、Ninebot KickScooter ES2を例に、どんな操作でライディングできるのか、順を追ってご紹介していきます。
Ninebot KickScooter ES2は、KickScooterシリーズのスタンダードなモデル。最高で時速約25kmで走ることができ、約3.5時間の充電で約25kmの走行が可能です。
手順①電源をONにする
KickScooter ES2の電源は、ハンドル中央にあるボタンを押すだけ。すぐにLEDディスプレイに走行速度・バッテリー残量・Bluetooth接続状況・ライディングモードなどが表示されます。KickScooter ES2以外のeスクーターの場合、ディプレイの形状に多少の違いはあったとしても、機能はほとんど同じです。
手順②ライディングモードを選ぶ
次にディプレイでライディングモードを設定します。KickScooter ES2には、次の3つのモードがあります。
- アイコンなし:速度制限モード(最小電力)
- 白「S」アイコン:標準モード(中程度の電力)
- 赤「S」アイコン:スポーツモード(最大電力)
モードは電源ボタンを2度押しすることで順に切り替わっていきます。速度はゆっくりでも長時間走行したいという場合なら速度制限モード、スピードを出して走りたい場合はスポーツモードなど、バッテリー残量や自分の好みによってモードを選んでいきます。
こうしたモードの切り替えは、他のモデルでも同様に行えます。中には4つのライディングモードから選べるというものもあります。
手順③手元のアクセルとブレーキを確認
KickScooter ES2はハンドルの右手側にアクセルのレバー、左手側にブレーキのレバーがあります。アクセルレバーを押すことで速度を増し、ブレーキレバーを押すことで減速します。基本の操作はこれだけですから、誰もが直感的に、簡単に操作することができます。
また、大抵のeスクーターは、手もとのブレーキレバー以外に、前輪や後輪にもブレーキが備わっています。
また、eスクーターの中には回生ブレーキシステムを採用し、ブレーキをかけて生じるエネルギーの一部を再利用するというモデルもあります。
手順④走行する
eスクーターのモデルによって、止まった状態から電動でスタートできるものと、ボードを蹴り出して加速をつけてからでないと電動で操作できないものがあるようです。
KickScooter ES2は、速度が時速3km以下の場合はアクセルが動きません。そのため最初は足でボードに速度をつけてから操作を始めます。
※走行前には、ヘルメット・プロテクターの着用を忘れないでくださいね。
手順⑤充電する
ご存知かもしれませんが、eスクーターは家庭用の電源から充電することができます。専用の充電コードを差し込むだけですから、手間もかからず簡単です。eスクーター本体の充電プラグの差込口は、ハンドルの下あたりにつけられている場合が多いのですが、モデルによってはボード部分の側面についているものもあります。
また、下の写真のように専用スタンドが用意されているモデル(KickScooter Air T15)もあります。お部屋の中がスッキリ片付いた印象になります。
eスクーターは、左右のレバーで直感的に操作でき、誰でも簡単に楽しめる乗り物です。一歩蹴り出して走り出すのもスクーターとの一体感が感じられて、より自由な感覚が味わえるのかもしれません。