【+Style ORIGINAL】スマートマルチリモコン

【+Style ORIGINAL】スマートマルチリモコン

+Styleの家電・デバイスは、アプリを操作しなくても「タイマー」「お天気」「GPS」「+Styleデバイス」「スマートスピーカー」という5つの”おまかせ”で自動的に家電が動く「おまかせ家電」なんです。+Styleがおすすめする設定の「+Style家電自動化メソッド」、今回は部屋中の家電を声で操作できるスマートホーム。まるでSF映画のような生活を実現できる+Style「スマートマルチリモコン」の活用方法をご紹介します。

そもそもスマートマルチリモコンとは

いまお使いの家電をスマホで操作できるスマートマルチリモコン。テレビ/エアコン/照明etc. 赤外線リモコンで操作する家電であれば、買い換えることなく手軽に“スマート化”できるアイテムです。

スマホでテレビのチャンネルを変える、部屋の明かりをオン/オフするといった使い方はもちろん、遠隔コントロール対応により帰宅前に外出先からエアコンをつけたり、タイマー設定によって部屋の明かりを一斉にオンにできたりします。

本体には500種類以上の赤外線リモコンデータがプリセットされているため、メーカーや型番などを「+Style」アプリで指定するだけの手順で、簡単に家電と接続できるのも嬉しいポイント。プリセットにない家電は、手動でリモコンデータを本体に学習させればOKです。

スマートスピーカーと連携させよう

さて、基本的な機能を押さえた上で、本題に移りましょう。スマートマルチリモコンは、Google HomeやAmazon Echoといったスマートスピーカーと連携させることで、さらに便利になります。「OK Google、テレビをつけて」「Alexa、エアコンの温度を下げて」などと話しかけるだけで、アプリを開かずとも家電を声で操作できるのです。

これなら、買い物帰りで両手がふさがっていても部屋の明かりをつけられますし、ベッドで寝転がりながらテレビのチャンネルを変えられるでしょう。スマートマルチリモコンとスマートスピーカーを連携させれば、自宅が夢のスマートホームに早変わりするというわけです。

ここでは手順紹介を省きますが、スマートマルチリモコンとスマートスピーカーの連携方法はとてもシンプル。詳しくは「スマートスピーカーの設定・操作方法」をご覧ください。Google Home/Amazon Echo、どちらも10分ほどで連携できるでしょう。

では、スマートスピーカーと連携したあと、どのような設定をすれば家電を音声操作できるのでしょうか。実は、テレビ/エアコン/照明/扇風機/電動カーテンの5製品を音声操作する場合は、特別な設定は一切不要です。スマートマルチリモコンとスマートスピーカーを連携した時点で設定完了しています。

  • ON・OFFの操作をする際に、設定が不要な機器

 

Amazon Alexa

Google アシスタント

テレビ

レコーダ

×

×

エアコン

照明

ホームシアター

×

×

扇風機

掃除機

×

×

電動カーテン

電源スイッチ

×

×

加湿器

×

×

×の項目はAmazon Alexa/Google アシスタントを利用する際に「シーン設定」が必要になります。

上記の図は、Amazon Alexa/Google アシスタント別の発話例です。スマートスピーカーとの連携完了後は、このように話しかけるだけで家電を音声操作できるのです。単純に電源をオン/オフできるだけでなく、テレビのチャンネル変更、エアコンの温度調整、照明の明暗切り替えなどにも対応しているのはかなり便利だと言えるでしょう。

シーン設定を利用すればもっと便利に

細かな設定なしで音声操作できる家電は、テレビ/エアコン/照明/扇風機/電動カーテンの5つ。日常で主によく使う家電が含まれていますが……。このままでは、完全なスマートホームとは呼べません。

リモコンに対応した、レコーダー/プロジェクター/掃除機/加湿器なども音声操作したいという方もいらっしゃるでしょう。そんなときは、+Styleアプリの「シーン設定」を活用しましょう。

「シーン設定」とは、1つ以上のデバイスのアクション(動作)をあらかじめ登録しておき、アプリ画面を1タップするだけで作動できる機能です。例えば、「朝起きたらテレビをつけて、部屋の照明もつける」といった、毎日行う一連の動作があったとします。

その場合、スマートマルチリモコンと接続済みのテレビと照明が同時に起動する「シーン」を作成すれば……。スマホ画面を1タップするだけで毎朝のルーティンをおまかせできます。

ここまでの説明を聞いて、「これがレコーダー/プロジェクター/掃除機/加湿器などの音声操作と何の関係があるの?」と思うかもしれません。しかし、ここからが本題です。作成した「シーン」は音声で呼び出せます。

つまり、“レコーダーがオンになる”という「シーン」を作成しさえすれば、テレビ/エアコン/照明/扇風機/電動カーテン以外の家電も音声操作できるというわけです。

シーン設定の手順

ここからは、プロジェクターを例に「シーン」の作成、音声操作でオンするまでの設定方法をご紹介しましょう。まずは、“プロジェクターが起動”するシーンを作成していきます。

+Styleアプリを起動したら、画面下部の「スマートモード」タブを開き、画面右上の「+」ボタンをタップしてください。次に、「条件」の項目内にある「+」ボタン→「シーン設定」の順にタップします。

続いて、「タスクを設定する」で「デバイスを実行する」ボタンをタップして、起動させる「デバイス」を選択します。「デバイス」をタップして、あらかじめスマートマルチリモコンと連携済みの「プロジェクター」をタップ。表示されたリモコン画面の中から、起動ボタンを選択しましょう。

続いて、「シーン」に任意の名前をつけてください。ここでは、「プロジェクター」とします。ここまで済んだら、「保存」をタップすればOKです。作成したシーンをタップすると、プロジェクターが1タップで起動するはずです。

スマートスピーカーでシーンを作動させる方法

では、作成したシーンを音声で呼び出してみましょう。Google Homeの場合は、特別な設定は必要ありません。「OK Google、プロジェクター(シーン名)をつけて」と話しかけてみると、シーンが作動する、つまりプロジェクターが音声でオンになるはずです。

Amazon Alexaの場合は、スマホ側で「Amazon Alexa」アプリから設定が必要です。まず、アプリで画面下部の「デバイス」タブを開き、「+」→「デバイスを追加」の順にタップ。移動先の画面を下にスクロールし、「その他」を選択してください。

続いて、「デバイスを検出」を選択します。すると、先ほど作成した「シーン」が検出されるはず。これで設定完了です。「Alexa、プロジェクター(シーン名)をつけて」と話しかけてみると、電源がオンになるでしょう。

「シーン」設定はアイデア次第でさまざまな使い方が可能に。例えば、「プロジェクターがオンになると同時に、部屋の照明がオフになる」といった「シーン」を作成すれば、一声かけるだけで映画鑑賞の準備を整えられるはずです。

テレビ/エアコン/照明だけをサクッと音声操作したい方にも、もう一歩踏み込んで部屋中の家電をスマート化したい方にもオススメなスマートマルチリモコンの活用術。スマートスピーカーと連携させて、便利な暮らしを送ってみてはいかがでしょうか。