スマート照明で快適な睡眠を実現。「寝る準備」ルーティンを整えてみませんか?

外出自粛で「おうちじかん」が増えた今年、長い時間を過ごす自宅の環境を改めて整えたい、という方も多いのではないでしょうか?今回は、スマートスピーカーと+StyleのスマートLED電球・ベッドサイドランプを活用した「睡眠時におすすめの使い方」を試してみたので、ご紹介します。
スマート照明にチャレンジ!
筆者の自宅は、広めのリビング+寝室の1LDKのマンション。数年前からリビングにAmazon Echoを設置していましたが、日々活用しているのはラジオを聞きたいときの「Alexa、radikoでJ-WAVEかけて!」や、料理中の「Alexa、5分測って!」などの音声コントロールのみ。
「話題になっているから、とスマートスピーカーを導入してみたけれど結局使わない」という方も少なくないかと思いますが、私自身も家電や照明と連携できる”スマートホーム化“には手を付けられていませんでした。
昨今の外出自粛により時間ができたので、今まで手をつけずにいた寝室にスマート照明を導入することに。設置したのは、ペンダントライト型の照明につける「スマート LED 電球(調光・調色) /E26」と、「+Style LEDベッドサイドランプ (調光・RGB調色)」。
友人から譲ってもらったGoogle Home Miniと電球・ランプを接続し、声で照明を操作できるようにしました。電球の接続って難しいのかな?と不安に思っていましたが、「+Style」のアプリは使いやすく、ガイドに従うだけで簡単に接続が完了。
ペンダントライト(電球×2)と、ベッドサイドランプを設置してみました。
「おうちじかん」には切り替えが重要
さて、声で照明が操作できるようになったことを「どう活用しよう?」とちょっと考えてしまうもの。外出自粛により家で仕事をする時間が増えた結果、最近は「仕事モードとリラックスモードを上手く切り替えられない」という悩みが。
本来家はリラックスする場所だったはずが、仕事の場所にもなったことで、寝る直前までずっとPCに向かっている...なんてことも。元々、あまり寝付きがよくないことに悩んでいたので、これを解決する方法を考えてみました。
寝付きを良くする方法について調べてみると、「交感神経優位から副交感神経優位へと切り替えることが大事」とのこと。その方法は色々ありますが、
- 夜になったら徐々に照度を下げる
- 暖色系の光にする
- ゆっくりしたテンポの音楽などをかける
- ストレッチなど入眠前の「ルーティン」を作る
などが紹介されていました。でもこれらの動作をいちいち毎晩操作するのは面倒ですよね?そこで、+Style家電とスマートスピーカーの連携がカギになるんです。
チェストの上にベッドサイドランプを設置。明るさだけでなく色も自由に選べます。
「OK Google、寝る準備」でリラックスタイム突入
今まではお風呂を出たあと寝室に来たら、100%の状態で電気をつけたまま、ベッドでしばらくスマホを見たあとに電気を消して寝ていました。今回は+StyleのアプリとGoogle Homeのアプリを使い、「寝る準備」として、下記のような動作になるルーティンを作成しました。
- 照明を10%の明るさに
- ベッドサイドランプも10%の明るさに
- ベッドサイドランプは電球色に
- 明日の天気を再生
このように部屋の照明を落とした状態で、YouTubeの動画を見ながらヨガやストレッチをしようかな、と思って設定。また、明日の天気を聞いて、翌日の服装についても考えておくことができます。
さらに、最後に電気を消すための「おやすみ」ルーティンも作ります。
- 照明をオフ
- ベッドサイドランプもオフ
- 「スリープサウンド」で海の音を流す(音量小さめ)
これで、「寝る準備」→「寝る」を、優雅に過ごすことができそうです。
「丁寧な暮らし」ができている満足感
ルーティンを作ってみて数日。お風呂を出て寝室に向かい、「OK Google、寝る準備」と声をかけたあと、照明を落とした部屋で10分ほどストレッチやヨガをすると、なんだかすごく、丁寧な暮らしをしている気分...!
いつもだったらダラダラとスマホでSNSを見て時間が過ぎてしまうところ、こうして「自分を労っている、ケアしている」ということで、なんだか気持ちが満たされます。
さらに、「OK Google、おやすみ」のあとに海の波の音を流すようにしてみたら、これが物凄く心地良い。目を閉じて、波の音を聞いていると旅行先のような感覚。波と呼吸のリズムをあわせていくと、すっと寝付けることが多くなりました。
「おやすみ」というと順番に照明が消えます。寝たまま声で操作できるのは便利!
「香」も追加し、五感で「寝る準備」
「寝る準備」を整えるのが楽しくなってきたので、さらに心地良いルーティンを目指し、「香」も活用してみます。
照明を落とすと同時に、最近購入したTHE PUBLIC ORGANICのピローミストを枕元に吹きかけます。気持ちよく寝る・起きることに特化して作られたこのピローミスト。特に寝付きを良くする効果のある「FALL ASLEEP」は、ヒノキとシダーウッドの香り。Google Homeの「スリープサウンド」にプリセットされているサウンドから「森」を選んで一緒に流すと、森の中の小屋で眠るような気分を味わえました。
Google Homeのスリープサウンドは自然の音がいっぱい。香りと組み合わせると没入感を楽しめます。
スマート照明を活用して、「光」「音」「香」を使い、五感から「寝る準備」を整えることで、寝付きも良くなり、朝もすっきり目覚められるようになりました。
こうして、長い時間を過ごすおうちを丁寧に整えてみると、焦ることが減り、肩の力を抜いて自分らしく過ごせるような気がしますね。「おうち時間」が増えた今だからこそ、スマート照明やスマートスピーカーを活用した”良い睡眠の習慣化“が、かなりおすすめです!