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本当は楽しい「働き方改革」オフィスのIoTデバイスがたのもしい味方!

本当は楽しい「働き方改革」オフィスのIoTデバイスがたのもしい味方!

「働き方改革」は働く人々の生産性を向上させ、長時間の残業をしなくても必要な給料が得られ、アフター5には充実した時間が過ごせるようになるというのがひとつの目標です。もちろん、一足飛びには無理です。まだまだ道のりは遠いのですが、まずは各自が、デスク周りや自分自身のの働き方改革を進めてみる方法があります。その頼もしい味方になる、オフィスのIoTデバイスをご紹介します。

オフィスの生産性向上は、社員の満足度向上でもある

オフィスの生産性向上とは、どのような姿が理想的なのでしょうか? 少し考えてみたいと思います。

一人ひとりの生産性が向上すれば、会社や社会全体も上向く

「定時に仕事が終わらない」や「有給が使えない」は、人手不足により、今働いている社員やスタッフだけでは仕事が効率よく、順次処理されていかない原因のひとつです。日本は今後、少子高齢化で働ける世代の人口がますます減ってしまいます。仕事の生産性を上げることを働く私たち一人ひとりが自覚して取り組むことで、余裕のある毎日が過ごせるようになるのです。

仕組み作りやツールの導入が不可欠

とはいえ、「各自が一生懸命に目の前の仕事をこなし、時間当たりの作業処理量を上げれば生産性が向上する」という精神論ですむ問題でもありません。やはり「無理せず効率よく効果的に働けて結果が出せる仕組み」づくりが必要です。最新のICTツールの活用や、テレワーク制度の導入などがそれに当てはまります。個人個人が快適に、効率的に働ける環境をつくれば、会社全体の生産性が向上し、結果として社会全体も生産効率が高まると期待できます。それは定時退社や有給休暇の消化など、再び個人に還元されるはずです。

生産性の向上のためのIoTという選択肢

生産性向上のソフトウェアやサービスはいま花盛りです。その中で、IoT(モノのインターネット)という選択肢もあります。

IoTという仕組みが、効率化の手助けに

名刺管理ソフト、ワークフロー、ウェブ会議システムなどが生産性向上のツールとしてありますが、IoTもオフィスの業務改革のひとつの手法になるという認識は、まだあまり広まっていないかもしれません。IoTは大量のデータを収集し、それらの分析結果から業務改善の手がかりを発見するのに役立ちます。そして、改善点を見つけるだけではなく、より効率化や生産性向上のためにコントロールする機能を持たせれば、人々が直接手をくださなくても、システムや機械が改善のために働いてくれるのです。

IoTでできること

わかりやすい例は、空調や照明の自動調整が挙げられます。電気の消し忘れはもちろん、外出などで出払っている人が多いフロアでもすべての電気が点灯しているときや、午前の日差しが入る時間帯と午後や夕方で、仕事の手元の光量に過不足が生じるときなど、本来は調整するべきところでできていないケースは数々あるはずです。それらをIoTの仕組みで適度にコントロールしてくれたらどうでしょう。節電効果のほか、目が疲れない、眠気に襲われないなど、労働生産性を高める効果も期待できそうです。真夏や真冬では、窓辺やドア側の席の差、エアコンの吹き出し口との距離で、冷暖房の効果がかなり違うことがあります。窓側は冷房が足りないのに、廊下側は肌寒い、などの差です。これらもIoTによる室温管理機能を使えば、快適なエアコンディショニングを得ることができます。これらの結果、間接的ではありますが、夏場の体調不良、冬場の風邪などでの欠勤などが減る可能性もあります。生産性にもプラス効果が期待できるでしょう。

オフィスで使えるIoTツールのご紹介

実は、すぐにでも導入できるIoT技術を利用したオフィスの業務改革、生産性向上のためのデバイスがあります。もっともっと身近で個人ですぐにでも利用できる、IoT技術を使った仕事の生産性を高めるツールについてご紹介します。

取引先や営業先に紙の資料を持参することが多いと思います。先方の出席者の人数分のコピーを作るのが、紙やトナー、そして作業する人の人件費としてかなりの無駄です。しかし先方にプロジェクターがない……。そこで「XGIMI MoGo/Qmote S」です。

  1. 持ち運びできる本格派プロジェクター。
  2. 十分な明るさとフルハイビジョンの画質。
  3. 高性能スピーカー(Harman-Kardon)とオートフォーカス。
  4. 大容量バッテリー内蔵で最大4時間の動画視聴が可能。

アウトドアでも映画が見られるほどの持ち運びのしやすさと映像のクオリティです。プレゼンテーションも動画を交えればインパクトのある営業となり、成約率向上も期待できるでしょう。

利用者が腕に巻くことで体温と太陽光を電力に変えて駆動する、充電のいらないスマートウォッチです。ボディーは航空機に利用されるアルミニウム合金とサファイアクリスタルガラス製のため、過酷な環境下での使用に耐えます。本来はスポーツやアウトドアシーンが似合うのですが、スマートウォッチとしての次の機能が働く人の健康管理や情報管理に役立ちます。

  1. 健康管理:歩数、消費カロリー、睡眠時間、心拍数(時・日・月)による健康管理。
  2. 情報管理:着信の通知、各種メッセンジャーアプリのメッセージや新着情報などをバイブレーションで知らせ、名前やメッセージ、ニュースなどの概要を文字盤のディスプレイで確認できる。

平日は仕事に、休日はスポーツやアウトドアに使うというように、利用価値が高いスマートウォッチです。

時刻や文字盤の絵などを、かわいらしく親しみの持てるドット(大きな点)で構成して知らせる時計です。もちろん時計だけではなく、次のようなスマート機能を搭載しており、文字盤で知らせてくれます。

  1. 最新の天気や基本と予報。
  2. SNSの通知。
  3. 企業株価や為替レートの表示。
  4. アプリと連携して自分のスマートフォンへの通知を転送が可能。

思いついたアイデア、忘れてはならない重要なことなどを、手元のスマートフォンにメモすることがあると思います。それをメールで自分のパソコンに送信したり、あるいは手帳に書き留めたり。一日のタスクや備忘録を付箋に書き留めて、手帳やパソコンなどに貼り付ける人もいるかと思います。もし直接、スマートフォンから付箋に印字できたら、どんなに便利でしょう。手書きだと文字が汚くなったり、転記ミスしたり、スマートフォンのメモに残したことを忘れてしまったり……しかし、このプリンターがあれば大丈夫。

  1. 感熱式タイプでインクが不要、机上の片隅に置ける小型のプリンター。
  2. Wi-FiでもBluetoothでも接続可能。
  3. 印刷フォーマットを多数用意、テキストや画像、ウェブサイトなどもプリントアウト可能。

社外で移動中の電話など、スマートフォンを片手にメモが取れない場面は多いものです。そんなとき、通話をそっくり録音できるのが、持ち運びにも便利なスティックタイプのボイスレコーダーのStickPhone 8Gです。Bluetoothで直接スマートフォンから音声を録音できます。

  1. Bluetoothで通話を自動録音。
  2. ボイスレコーダーとしての機能。
  3. 内蔵スピーカーでの録音結果の再生。
  4. パソコンにダイレクト接続でデータ保存。
  5. 録音データには日付が記録。

いつの間にか、写真や動画でスマートフォンが容量オーバーになってしまうことがあります。その都度、不要なデータを削除するのは時間の無駄。そこで、iPhoneとAndroidのどちらのスマートフォンでも使えるフラッシュドライブのPhotoFast EVO Plusです。

  • iPhoneとAndroidどちらでも使えるので、大きなデータもその場でシェア。タブレットとの相性も抜群。
  • パソコンはWindows、Apple、LinuxのOSに対応。
  • 超高速で大容量のデータ転送を実現。

仕事でモバイル機器を使う機会は多いと思います。スマートフォンとタブレットのようなモバイル機器間や、デスクの上のパソコンとデータの交換をスティックひとつで実現します。アプリとフォルダーにセキュリティロックを掛けられるのでビジネス利用でも安心です。

自分で改善・改革することの楽しみ

エクセルの関数を使用して面倒な計算が一度にできたことや、上司に進言して事務ルールを変えたら仕事の効率が良くなったなどの、改善や改革の経験があると思いますが、そのときは不思議な高揚感のようなものを持ったことと思います。本来、「人間は楽をしたい」ので、そういう仕組みを考案したり取り組んだりして成果が出たときの達成感や満足感は高いのです。「やらねばならない」という意気込みだけで仕事に臨んでも、実は効率化につながらないどころか、精神的なマイナスからの生産性への悪影響も小さくないのです。ひとりひとりが創意を持って小さな努力をすることが、実は大切です。

小さな改革はデスクから

小さな改善/改革の積み重ねが、仕事そのものの改革の第一歩です。個人が「楽になる」、「仕事が楽しくなる」だけでも、生産性の向上につながります。スマートなIoT機器によるデスク周りの小さな改革を、ご自身の手で進めてみてはいかがでしょう。

参考:

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