新生活を応援!おすすめしたい忘れ物防止タグ!

4月は入学や入社、あるいは新学年や異動など、新しい生活がはじまる時期です。とくに社会人になる方は、これまでと生活が一変、慣れないうちは朝から時間に追われることもあるでしょう。一番困るのが家を出るときに「あれがない!」という状況です。通勤や通学に限らず、日常でもよくある「必要なときに見つからない」の解決方法が、ITの力を使った忘れ物防止タグです。
日常の中での「探し物」というマイナス効果
仕事や勉強はもちろん、日常の生活も快適に効率よく送りたいものです。それなのに日々の生活の中で起こる「探しもの」。いらいらする理由はなんでしょう?
時間の無駄と心の乱れ
「探す」ということが、どれほどの時間の浪費か、みなさんも経験済みではないでしょうか。そしてそれに対するいら立ち。きちんとしたいと思っていながら、整理整頓できていない自分に対して怒ってしまう心の乱れは、時間の無駄以上の損失かもしれません。さらに悪い展開は、自分の管理不足を他人のせいにし、「どこにあるか知りませんか?」と周囲に聞きまわるなど、職場ならば、人間関係にひびが入らないとも限りません。
急いでいるときなどは、新たな問題を引き起こす
さらに悪いケースも考えられます。例えば、出かける間際に「車のキーがない!」などという場合はどうでしょう。移動のための時間が減り、精神的な安定も欠くことになります。運転に悪い影響が出るかもしれません。また、出勤時に「定期券がない!」などということもあります。やっと見つかり、会社には遅刻せずにたどり着けたものの、ランチの時間に「財布がない!」。これが出張の新幹線や飛行機の時間が迫っている状況だったら自分だけの問題ではすまなくなるかもしれません。
探しものをITの力で探し出す
置き場所を決めて置いたにも関わらず、「そこにない!」という経験がある方も多いでしょう。例えば、別の作業(宅配便や電話への応対……)をしてしまうと、一時的に置いたところが分からなくなる。あるいは、どこに置いてきたかもわからない状況になります。外出先か? 家のどこかにあるのか? ということすら思い出せないかもしれません。そんなときにも慌てないですむのが、ITによる重要品や日用品の管理です。
トラッカーとは?
「トラッカー」という単語をご存じですか? 「トラッカー」とは「追跡する・追いかける人=追跡者」という意味です。見つからないものを追跡してくれるロボットがあったら大助かりだと思いませんか? 実はそれに近いものが「スマートトラッカー」という製品です。見つからない鍵や財布、その他の日常で使う重要なアイテムで、油断するとどこかに置き忘れたり落としたり、家の中で見失ってしまうものを追跡してくれるツールです。
その概要や利用場面を整理すると、次のようになります。
- ◆一般的に多い形状はキーホルダー程度の大きさのタグで、「スマートタグ」という呼称のほか「キーファインダー」という名称もある。
- ◆なくしたくない、すぐに探し出したい、日常生活でよく使う重要なアイテムに取り付ける。
- ◆電池で駆動し、スマートフォンで管理・操作する。
- ◆見失ったとき、スマートフォンの画面で位置を探し出せる。
- ◆鍵や財布のみならず、バッグやノートパソコン、子どもの遊具など、取り付け、利用範囲はさまざま。
無くしたものの見つけ方は、スマートフォンの専用アプリから命令を発信し、タグを鳴らすことで位置を探し出す方法などが基本です。
利用場面を整理すると、大きく次のようなシーンが想定できます。
- ◆部屋の中でテレビのリモコンなどが見つからない場合、鳴らして位置を特定。
- ◆「財布がない!」バッグの奥の方に紛れたのか、それとも家までの道で落としたか、その前に立ち寄ったカフェで盗難にあったのか……という場合に、管理するスマートフォンに残された記録をたどれば、紛失ポイントの特定に役立つ。
- ◆万が一の災害のとき、家財道具が散らかった部屋の中で、重要なものを探し出せる。
そのほかにも、例えば子どのの遊具など、どこに置き忘れたのかなどがすぐにわかれば、子育てが少し楽になるかもしれません。
機器の比較ポイント
それでは、スマートトラッカー、スマートタグを選ぶ際の比較ポイントを見てみましょう。
◆形状・サイズ:
・キーホルダータイプはまさしくキーホルダーの形と大きさで、リングなどで鍵などにつけられるタイプ。鍵や、財布、定期券、ペットの首輪、バッグなどに取り付けることが可能。
・プレートタイプは、財布のカード入れや、システム手帳のポケットなどに入れることができる大きさと厚み。
・シールタイプは、折り曲げ可能で薄く、本のカバーなどどこにでも貼り付けることができる。
◆受信範囲:10mから50mまでの範囲で検知することができる製品が多い。家の中ならば十分、職場や外出先のお店、小さな公園内ぐらいなら対応が可能。
◆通知機能:なくしてから気づくのではなく、管理するスマートフォンから離れることで通知する機能を利用すれば、忘れ物、落とし物そのものをなくすことができる。
◆電源:小型のボタンタイプのリチウムイオン電池を使うことが多いが、充電式のものもある。いざというときにすぐ使えるのは電池式で、消費電力が少ないほうが有利。
実際は、取り付けたいアイテムやその利用場面、そして、価格から商品を選ぶといいでしょう。基本的な機能は、どの製品もそう大きく違わないといえそうです。
そこでひとつの選択基準となるのが、操作性や検知能力などに関わる機能です。
ITの力で探し物を見つける「Tile」に注目
それでは、+Styleが提供するスマートトラッカー製品について、その機能を中心に見てみましょう。
◎探し物を音で見つける Tile Pro 2020(電池交換版)/ スマートトラッカー
まず機能・特長としては次のとおりです。
- 電池交換式のキーホルダータイプ、音で知らせるスマートトラッカー。
- 検知距離は最大で120mと大きく、防滴仕様(IP55)のため取り付け場所を選ばないのが特長のひとつ
- 本体中央のボタンを押すことで、管理するスマートフォンを鳴らすことができる。
- 最後に検知した場所をアプリが記録するので、落としたり離れてしまったりした場所をたどるのに役立つ。
さらにTileの驚くべき機能は、コミュニティーを活用できるところです。
同じTile製品の利用者が、その探しものの近くを通過すると、その場所が、捜索中の持ち主に知らされるのです。広範囲に、複数の人が探しているのと同じことになるわけです。
そして操作性では、スマートスピーカーのAmazon AlexaやGoogleアシスタント、Apple Siriに対応しており、声で命令し、探し物から音を鳴らすことができます。
◎探し物を音で見つける Tile Mate 2020(電池交換版)/ スマートトラッカー
Tile Pro 2020の姉妹版にあたるのが、Tile Mate 2020。価格もTile Proより抑えられた3,190円(税込)で、従量も半分の6gほど。検知機能が60mとTile Proに比べて半分であることを除けば、基本的な機能やスマートスピーカーと連動できることはTile Proと同じです。家の中やその周辺での検知には十分でしょう。小さなアイテムに数多く取り付けられる点がおすすめポイントです。
新入学、新入社員は、まずは朝の探し物の時間をなくす
学校や会社が変われば、起床時間もこれまでと違い、朝早くに起きる必要もあるでしょう。新入社員ならなおさらですが、部署の異動などでも、始業のぎりぎりの出社は控えたいものです。
そのためにも、必要なものの置き場所を明らかにし、常に持ち出せるようにすることは重要です。そして、万が一に探し出せないときは、Tile の「スマートスピーカー」が強い味方となってくれます。