これから始まる新生活ではスマートホームを実現してみませんか?

スマートフォンアプリやスマートスピーカーを使って家電を操作するスマートホーム。魅力的ではあるものの、新たに対応家電を購入するとなると二の足を踏んでしまうといった方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、進学や就職、転勤など、新天地で心機一転というタイミングでの「スマートホーム化」。新生活を始める時は、冷蔵庫、電子レンジ、テレビ、照明などスマートホームに対応する家電を購入する絶好のチャンスです。今回は、新生活で必要となる家電の紹介を中心に、スマートホームを実現する上で重要なポイントである照明について紹介します。
新生活で必要な家電とは?~スマートホーム家電の取り入れ方~
新しい場所での新生活。初めての一人暮らしはもちろん、すでにある程度の家電がそろっている家族での新生活だとしても、アパートやマンションから戸建ての家に引っ越す場合などは、大きさに応じて買い直す必要がある家電もあります。そこで、ここでは、一人暮らしの場合と家族(ご夫婦と小さなお子さん1人程度)の場合、新生活を始める際に必要となる主な家電はそれぞれどのようなものか、そして、そのなかでスマート家電をどう取り入れていくかについて、説明します。
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一人暮らし |
家族 |
冷蔵庫 |
自炊をするかどうかでサイズは異なります。外食が多い方は100L前後でも問題はありません。自炊が多い方は150L以上がおすすめです。ただし、外食が多い方でも予備として冷凍食品やドリンク類を常備しておきたい場合は、150L前後のものがよいでしょう。 |
家族の場合でも、お子さんがまだ小学生ぐらいであれば、250Lでも大丈夫でしょう。ただし、共働きで買い物は週末が中心といった場合は、300L以上あったほうが安心です。 |
洗濯機 |
一人ならそれほど洗濯物も多くないと思われるかもしれません。しかし、学生や社会人の場合、どうしても週末にまとめて洗濯するケースが増えるため、あまり小さいサイズだと回数が多くなります。そこで、最低でも5kg以上のものがおすすめです。また、可能であれば乾燥機付きがあると便利です。 |
お子さんがいると、急な洗濯物が出るケースが増えます。そのため、サイズは7kg以上、さらに1日に複数回洗濯をすることを考えると、一人暮らしと同様、乾燥機付きがおすすめです。 |
エアコン |
最近の一人暮らし用住まいは、エアコンが備え付けられているケースも増えています。もし自分で用意するなら、部屋の大きさに合わせ、できるだけ省エネ効果の高いものを選択しましょう。 |
以前の住まいで使っていたエアコンをそのまま持ち込むほか、戸建て住宅となれば、部屋数が増えるため、エアコンもそれに合わせて用意する必要があります。リビング、寝室、子ども部屋にそれぞれ、部屋の大きさに合ったものを選択しましょう。 |
掃除機 |
ワンルームだとしても、ハンディタイプだけでは、掃除が行き届きません。ただし、一般的な掃除機では、収納場所に困ることになるため、スティック型がおすすめです。 |
コード付きの場合、階段や部屋の移動が面倒になります。最近の充電式は、以前に比べパワーも大きいため、コードレスタイプがよいでしょう。また、お子さんが小さい時は、手間を省けるという意味でロボット型もおすすめです。 |
電子レンジ |
一人暮らしの場合、省スペース化を考え、トースト機能がついたものがおすすめです。また、自炊中心の場合は、オーブン機能がついたものを選択すると料理の幅が広がります。 |
最も重要視するのは容量です。複数のおかずを同時に温められない(調理できない)と、家族で一緒に食事をする際、不便なため、30L以上あるものを選択しましょう。 |
これ以外では、テレビ、炊飯器、空気清浄機、コーヒーメーカー、加湿器、ブルーレイディスクなどが挙げられます。
家電を選択する際は、サイズやメーカー、デザインなどさまざまな選択肢がありますが、最近増えているのがスマート家電かどうかです。声やスマートフォンで操作ができたり、おすすめの調理方法を教えてくれたりと、快適な生活を実現する機能を有していることから、選択材料の1つになっているのではないでしょうか? しかし、一般的な家電と比べ価格が高いものが多く、二の足を踏んでしまうことも。
そのような場合は、通常の家電を購入し、スマートリモコンやスマートプラグの利用がおすすめです。スマートリモコンであれば、基本的にリモコンで操作する家電で簡単にスマート化が可能です。さらに、スマートプラグであれば、リモコンがない家電であっても、スマート化が可能なため、すべてをスマート家電にすることは難しいといった場合でも、新居のスマート化を実現できます。
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スマートホーム化をすべき、おすすめ新生活家電は「照明」
スマートリモコンやスマートプラグを利用することで、スマート家電をそろえなくても家のスマート化は可能と説明しました。その理由として、スマート家電の価格の高さを挙げましたが、その観点から、照明はスマート照明がおすすめです。なぜなら、通常の照明と比べてもそれほど高価ではないにもかかわらず、さまざまな便利機能を備えているからです。
具体的には、機種にもよりますが、シーンによって明るさの調節、スイッチの自動オンなどがあります。たとえば雨が降り出したり、日の入り時刻になったりしたらスイッチをオンにする。食事、就寝時、起床時などシーンに合わせて調光、調色が可能といった機能を有しているものもあります。これにより、通常の照明では体験できない便利さ、快適さを手にいれることが可能です。
おすすめのベッドサイドライト、デスクライト
照明のスマート化は、リビングやダイニング以外に、寝室のベッドサイドライト、子ども部屋のデスクライトもおすすめです。ベッドサイドライトであれば、小さなお子さんがいる場合、夜泣きやミルクで夜中に起きた際に声で照明を操作して、お子さんから目を離すことなく世話ができます。また、デスクライトでは、お子さんの勉強時に、照明のオンオフをアプリで設定し、25分の集中と5分の休憩を繰り返すポモドーロテクニックの補助をすることも可能です。そこで、いくつかの商品でそれぞれのおすすめポイントを比較してみましょう。
ベッドサイドライト
商品名 |
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参考価格(税込み) |
4,380円(税込) |
2,699円(税込) |
調色・調光段階 |
1,677万色 |
2色 |
調色段階 |
2000k~4000k 無制限 |
2段階 |
光モード |
フラッシュ(ストロボ、フェード、スムーズ) |
電球色、昼白色の全灯のみ |
音声対応 |
Google Home、Amazon Echoシリーズ |
非対応 |
保証期間 |
1年間(自社サイト購入:2年間) |
2年8カ月 |
デスクライト
商品名 |
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参考価格(税込み) |
5,200円(税込) |
4,599円 |
2,080円 |
調光 |
アプリからなら無段階 |
7種類 |
3種類 |
調色 |
アプリからなら無段階 |
5種類 |
3種類 |
ライト部90度回転 |
× |
〇 |
〇 |
支柱部90度回転 |
× |
〇 |
〇 |
音声対応 |
Google Home、Amazon Echoシリーズ |
× |
× |
タイマー |
自由 |
× |
× |
保証期間 |
1年間(自社サイト購入:2年間) |
12カ月+18カ月(製品登録後) |
13カ月 |
※価格は、2月20日時点の参考価格です。掲載時の実際の価格とは異なる場合もございます。
快適な新生活を実現させるにはまず照明から
新生活を始めるうえで、冷蔵庫や洗濯機、電子レンジといった生活に欠かせない家電や、ソファー、タンスといった家具にこだわる方は多いでしょう。しかし、照明については明るければそれで問題ない、備え付けのものがあれば改めて購入する必要もないと考えられているのでは?
しかし、照明は日々の生活に必要なことはもちろん、精神を安定させたり、集中力を高めたりなど、さまざまな効果があるため、新生活の始まりをきっかけに自分なりのこだわりを持ってみるのもよいのではないでしょうか。
今回、ご紹介したスマート照明は、声やアプリで操作できるだけではありません。シーンによってオンオフの切り替えを行ったり、ポモドーロテクニックの補助をアプリで行ったりとも可能です。新たな生活をより快適なものとするため、まずは照明をスマート化することから始めてみてはいかがでしょう。