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ペットの健康と安全、そしてよりよいコミュニケーションを実現するスマート・ペット用品

ペットの健康と安全、そしてよりよいコミュニケーションを実現するスマート・ペット用品

人間の健康管理の第一歩は、食べるものの質と量をコントロールすること。
ペットもそれは同じです。しかし話すことができないペットは、食べ過ぎたり、あるいは遊びすぎて食べるのがおろそかになったりすることもあります。
そこで今回はエサの管理から、不在時の見守りまで、ペットの健康と安全を守り、あなたとのコミュニケーションをさらに一歩深めるスマート・ペット用品についてご紹介します。

目次

ペットだからこそ必要なスマート管理

ペットは、自分の体調を言葉にして伝えることができません。
だからこそ、寝床の温度やエサの量などの数値管理が必要なのです。

適切なエサの量の把握

給餌の器へエサを入れっぱなしだったり、あるいは気づいたときにだけあげたりするのではいけない、とわかっていても、つい失念してしまうこともありますよね。

エサの適正量を知ることはもちろん、その増減を観察することで病気の予防にもつながります。

早くに気づけば、ペットの病気のリスク、身体的な負担の低減ができるだけではなく、高い治療費の出費抑制にもなるかもしれませんよ。

エサよりも命に直接つながる大切な水

そして、エサよりも健康や命そのものに直結するのが水です。
新鮮な水がなによりですが、それを適切な量だけ常に飲める状態に保てるのが理想です。
飼い主のお世話の代行、ペットへの思いやりの気持ちに応えるのもスマート・ペット用品です。
一番大切な給餌と給水のサポートをする次にご紹介するデバイスなどは、まさにうってつけと言えるでしょう。

スケール・フィーディングボウル

器と計量計が一体した仕組みで犬と猫のフードの量を測定、スマートフォンと連動させることで、犬や猫の種類ごとに適正量のアドバイスを得られます。Sサイズ、Lサイズがあり、受け皿の部分は直接洗えるので清潔。
体重調整、糖尿病等の予防管理に最適。

循環式スマート給水機FrescoPro

器に入れたままではホコリが水面に落ちてたまることになり、ボトルタイプでも水カビなどの発生の危険が考えられます。
その点FrescoProは、給水の器そのものが水を常時循環濾過させるため、常に新しい水が、しかも流水で給水される仕組みを持っているのです。

またタンク内の水質測定プローブがTDS(総溶解固形物)の値を計測し、器本体のLEDライト等でレベルを知らせるだけではなく、Wi-Fiを介して手元のスマートフォンの専用アプリにも送信する機能があります。

こうした機能によって、毎日のエネルギーと水分補給について安全性が高まるということは、ペットの健康管理の面でとても頼もしいこととなるのではないでしょうか。

留守中が心配、仕事に集中するためにもペットのモニター見守り

仕事中や買い物中に、ふとペットのことが気になると、いてもたってもいられなくなることすらあります。
例えば、午後から雪が降って来た日、あるいは急に蒸し暑くなった日など。
そんなとき、留守宅のペットのモニタリングができたらどんなに安心でしょう。

スマートカメラで見守るという「離れワザ」で安心

これからご紹介する「スマートホームカメラ(フレキシブルアームタイプ)」は、税込6,926円とお手軽な価格なうえに、次のような優れた機能を持っています。

室温と湿度が測定できるセンサーつきのフレキシブルアームで、多用途で使う場所を選ばない。
ペットのみならず、お子様の見守りにも。

アプリを通して離れた場所からでもリアルタイムに室内を見守り。

マイクとスピーカー内蔵でペットとの交互通話が可能。

マイクロSDカードでの録画機能。

動きや音を検知し、飼い主のスマートフォンに知らせるアラート機能。

Googleアシスタント/Amazon Alexaで音声による操作が可能。

いつもペットの見守りができるだけでなく、あなたの外出中のペットの知られざる生活や生態を見ることができるという新しい楽しみも増えるかもしれませんね。

エサの遠隔給仕も、室温の変化に対応するスマートハウス

慌てて外出したあとに、「あれエサは? 水は?」となると、ずっと帰宅まで心配しなくてはなりません。
そのような不安がなくなることは、ペットのためだけではなく自分のためにもなるのではないでしょうか。
そんなとき、たのもしいのがpetSTATIONです。遠隔でペットのお世話ができるスマートデバイスで、主な機能は次のとおりとなります。

内蔵された高画質カメラで、スマートフォンを通して様子を観察。

ビデオ通話機能でのペットとのコミュニケーション。

スマートフォンを操作しての給餌。

時間を決めての給餌の予約機能。

そして、気温の変化が激しい地域やシーズンでは、いつでも快適な温度でペットが過ごせるスマート・ペットハウス・コージーがおすすめ。

ハウス内の温度を自動調整。

外出先からスマートフォンを使っての任意の温度調整

赤外線センサーによりハウス内の滞在時間を測定し記録。

これらのスマートデバイスがあると、仕事などで毎日外出しなければならない方には安心なだけではなく、お昼休みの楽しみができるかもしれませんよ。

ペットのお留守番の“オトモ”もスマート機器で

出かけるとき、犬や猫などのペットは、たいていは寂しそうな顔をします。
頭がいい彼らは、主人の行動が読めてしまい、”ひとりぼっちになる”のがわかるとされているのです。
そんなとき、留守中のペットのお相手も、スマートロボットに任せるのはいかがでしょうか。

ペットのためのロボット型おもちゃ

Petcube Careは、小型の四角い形状で家のどこにでも置けるペットの見守りスマートデバイスのひとつです。
レーザーポインターを操作して、その光点を追わせるなど、遠隔で遊ばせることもできます。
主な特徴と機能は次のとおりです。


サイズは1辺約7.5㎝の立方体。

ワイドアングル、暗視、デジタルズーム3倍のビデオ画像。

互いの声を交換できる双方向オーディオ機能。

音等で検知し、異常を知らせる警告メッセージを発信。

内蔵のレーザートイはレーザー光点をスマホで遠隔操作し、それを追わせて遊べる機能。

スマートフォンにアプリケーションソフトをインストールすれば、専用のクラウドサービスでビデオ録画サービスも利用でき、税込3,972円というお値段です。

この他にも、遠隔操作で小型のボール型のロボットを追わせ、おやつを与えたり、その様子を内蔵のビデオカメラでペットと同じ視線で見たりすることができるeasyPlayというロボット型おもちゃもあります。

これらのロボットは外出中に遊ばせることで、ペットの運動不足解消にも役立つのではないでしょうか。

会えない時間もペットの気持ちに添えるスマート機器

時間と距離を克服してくれるスマート・ペット用品は、あなたとペットとの関係を、より安全・安心にしてくれます。
むしろ外出することで新しいコミュニケーションの時間をもつことができ、さらには知られざる生態にふれる機会を増やすきっかけにもなることでしょう。

離れることで、かえってペットとの良好な関係を深めてくれる優しいデバイスをぜひペットとの生活に取り入れてみませんか? 

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