【おすすめ】スマートホーム化は、自分の部屋のスマートシーリングライトから

「スマート」という言葉には、スマートフォンに代表されるように「かしこい」という意味があります。家全体をスマート機器で”かしこく”すれば「スマートホーム」のできあがり。急にそこまでは無理にしても、簡単な方法で自分の部屋やリビングをスマート化でき、それが生活改善にもつながるというお話をします。
シーリングライトについて考える
部屋にある家電品のなかで、意外といちばん無頓着になるのが、「ライト類」ではないでしょうか? とくに天井にそのままついているシーリングライトは、次のような理由から、入居時のままという方も少なくはありません。
・手がとどかない
・工夫のしようがわからない など
そこでまずは、シーリングライトの役割について、改めて考えてみましょう。
シーリングライトの役割とは
ここで少し、シーリングライトの重要性について再認識していただきたいと思います。
まずシーリングライトはどの部屋でも中央の天井にあり、部屋の主要な光源となるライトであるということです。
仕事用や勉強用のデスクでは手元を明るくする補助のライトがありますが、リビングやダイニングでは部屋の天井にあるシーリングライトに多くを頼ることになるでしょう。そこで食事をし、新聞や雑誌を読み、家族との団らんの時間を持つ。それだけを考えても、シーリングライトの役割の重要性にお気づきのことと思います。
そして、シーリングライトの蛍光灯には、明るさを決めるワット数別の商品の他、光の色の種類には、電球色、昼白色、昼光色などがあります。それだけの種類があるということは、利用する場所や、利用者の気分で、明るさや光の色を変えることが、生活への影響やある種の効果があるということを物語っているのではないでしょうか。
そして何よりも、適度な照度のない部屋では、気持ちの安定や、文字を読む場合の目の健康などにも影響があるというものです。
スマート化したシーリングライトでできること
そこでシーリングライトがスマート化したという商品があるのです。その利便性についてご紹介します。
これまでのシーリングライトとの違い
まずは、これまでのシーリングライトとの比較をしてみましょう。
LEDライトをベースにスマート化したシーリングライトならば、屋外、屋内で身近に置いておくことが多いスマートフォンから、各種の操作や設定が可能です。これによって、例えばこんな操作も可能に。
・ソファーに座ったまま
・ベッドに横になったまま
こうしたシーンでも、スマートフォンから点灯や消灯、明るさの調整、そして光の種類の変更などができます。それだけではなく、使い方は自由自在!
・スマートフォン上のアプリケーションに、特定の時間に点灯や消灯をしたり、光の色を変えたりすることを自動で行えるように設定可能
・GoogleやAmazonのスマートスピーカーと連携させることができるので、同じ動作や設定を声ですることができる
さらに進化したかたちとしては、人感センサーやカメラとの連携で、部屋の出入りを自動で感知し、電源のオンオフをするのも難しい仕事ではありません。節電だけではなく、防犯にも効果的といえます。
スマートシーリングライト、かしこく利用の実例
スマートフォンやスマートスピーカーと連携できることがわかれば、どのような使い方があるか、想像するのは、さほど難しくないと思います。しかし本当の真価が発揮されるのは、それらの機能を使って生活そのものを変えていくことにあるのです。
スマート機能を使った生活のスマート化
次にスマートシーリングを使うことで、どのような生活の変化が起こるのかをご紹介しましょう。
光がもたらす身体や心への影響
人は目覚めたとき、朝の光を浴びることで身体も活動的になるといいます。またその反対に、落ち着いた光のもとでは、副交感神経が働いて、気持ちを安定させる効果が考えられるのです。
つまり明るさや光の種類を変えることで、身体や心にプラスの影響を及ぼすことが想定できます。
ライフスタイルをもっと便利に
スマートシーリングライトの点灯や消灯、光の色などを自動的に動作・変更させられる機能を使えば、次のような生活への影響が期待できます。
【アラート】
・目覚ましがわりの点灯
・ゴミ出しの日などに光の色を変える
・幼い子供に就寝や起床時間を教える など
【防犯】
・帰宅前、駅から部屋に向かう途上での点灯
・夕方になると自動的に点灯させる など
さらに驚くことに、操作や設定をスマートフォンで行うことで、それらの記録をアプリケーション内に残すことができるのです。これらのデータから、生活パターンの乱れを察知できたり、省エネ・家計費の抑制などの方法がみつかったりするかもしれませんね。
どんなスマートシーリングライトがベスト?
便利な機能が満載のスマートシーリングライトではありますが、その機能が豊富過ぎても使いこなせなかったり、使わない機能が多くなったりと、高価な買い物も、宝の持ち腐れになってしまいかねません。シーリングライトにもいろいろな種類があるので、購入にあたっては、次のような基準で検討してみてはいかがでしょうか?
- 調光のみ行える/調光と色調(光の色を変える)まで行えるライトにするか。
- スマートスピーカーとの連動が可能なライトかどうか。
- ドアセンサーや人感センサーと連携して、ライトのオート・オンオフまで実現するか。
当然、機能が豊富なほうが価格は高くなる傾向となります。ライフスタイル、部屋の規模、どこまで使いこなしてみるかなど、必要最小限な範囲から、テスト導入のつもりで取り入れてみる方法もいいかもしれませんね。しかし結局のところ大事なのは、「実際の使い道」や「どこまでの効果を求めるのか」を見極めること。高い製品を買っておけば間違いがないというものではありません。
自分に合ったものを選ぶことが大切なのです。
部屋の中心にある光、シーリングライトをもっと使いやすく便利に
そこでもう一度、部屋の中心にあるシーリングライトのことを思い出してください。使う頻度やその重要性からすれば、真っ先にスマート化させるべき家電品であり、効果も期待できるというものです。お部屋のシーリングライトから、あなたのライフスタイルにあわせ、まずはスマート家電化してみてはいかがでしょうか。