皆様、初めまして!byシン

+Styleで商品のキュレーターをしている「シン」です。この場を通じて皆様と対話させて頂きたいと思います!
スポーツをするのも見るのも大好きな私にとって、リオ五輪、高校野球、W杯のアジア予選開始と、スポーツイベントが目白押しだったこの夏に苦しめられたのが睡眠不足。苦しんだ同志の方も山ほどいたのではないでしょうか。
そんなある日のこと、寝ぼけ眼でぼーっと高校野球を見ていた時に「あばれ隼」という30年以上昔のマンガのことを思い出しました。主人公が次々と魔球を生み出しながら難敵を打ち破り続け、甲子園で宿敵との対決を迎える、という大筋だったと記憶しています。
何試合目かの対戦相手が、スポーツはからっきしのガリ勉高校。しかし、ベンチ内に持ち込まれた野球用コンピューター?が瞬時に計算した予測をもとに、選手たちはヘルメットを通じて届く指示に合わせて打ったり投げたりすることで、主人公を追い詰めて行きます。(そもそも、指示に合わせて投げたり打てたりするってすごくない?と思うのですが。。。)
プレー中に無線用具を使用することはルール上禁止ですが、これってテクノロジーのスポーツ活用、IoTの先駆けじゃない?と、ふと思ったわけです。
NFLでは90年代後半から無線付きヘルメットの使用が開始されました。(オフェンス、ディフェンス各1名ずつ)最近では、バレーボールでのタブレット活用、ゴルフスイングの解析、サッカーや野球などでのビッグデータの活用や、AIを用いた身体状態解析など、スポーツとテクノロジーが切っても切れない関係性になりつつあるのを、ひしひしと感じています。
オリンピックでも、先日+Styleでも取り扱いを発表した「Solos」というスマートアイウェア製品が、USA Woman Teamでトレーニングデバイスとして使用されており、強力なヨーロッパ勢を向こうに回し、2つの銀メダルを獲得したそうです。
確たる方法論や科学的知識を持たずに、部活中に水を飲むな!とか、死ぬまでグランド走ってろ!とか言われていた若かりし時代を思い返すと、隔世の感ですよね。
シーズン中は、東へ西へと連日飛び回る必要のあるアメリカのプロスポーツ選手。同じ国土の中でも最大3時間の時差があり、連戦が続くシーズン中にコンディションを整えるのは、非常に難しいそうです。そんな時差ぼけを緩和し、選手のコンディショニングを整えるデバイスとして、昨シーズンリーグレコードとなる73勝を記録したNBAのチーム、GSW(Golden State Warriors)でもテストされているのが、睡眠の質を向上させるハイテクアイマスクこと「Neuroon(ニューローン)」。
ポーランド・アメリカで始まり、GSWと同じBay Areaにオフィスを持つスタートアップ企業が開発、販売を開始した製品です。
人生の約1/3を占める睡眠ですが、スポーツ選手だけではなく、世知辛い社会を戦い抜く我々にとっても、日々のコンディションを整える上で欠かせない、重要な要素の一つであることは間違いありません。新たなテクノロジーの恩恵を、我々も享受することができるのでしょうか?
というわけで、次回から数回に分け、「Neuroon」の使用レポートをお届けさせていただきたいと思います。
睡眠の質を向上させてくれる、最先端のアイマスクであるというこの製品。あまり質の良い睡眠が取れているとは言い難い私ですが、一体どうなるのか?楽しみにしていてください。
また、こんなことが知りたい!なんてリクエストも受け付けてますので、お気軽にコメントしてください!
(シン)