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ボイスレコーダーの失敗しない選び方|自分にあった商品を選ぼう!

ボイスレコーダーの失敗しない選び方|自分にあった商品を選ぼう!

さまざまな場面で活躍するボイスレコーダー

音声の録音や保存、再生ができるボイスレコーダーはさまざまなメーカーから発売されています。主な使い方としては会議や打ち合わせ、セミナーなどの会話を録音し、後日確認するために使うことがほとんどです。

その他にも音を記録したい場面で活躍しますが、自分に合った商品を選ぶことが一番重要になってきます。選び方のポイントを押さえて自分に合ったボイスレコーダーを選びましょう。

ボイスレコーダーの選び方

会議やセミナーなどで音声を録音し、後日、確認できるように保存するボイスレコーダーですが、たくさんのメーカーから販売されているので、使用目的に合った製品を選ぶ必要があります。ボイスレコーダーの選び方のポイントがいくつかありまして、価格、機能性、メーカーの3つの観点からボイスレコーダーの選び方のポイントについてみていきます。

1.価格で選ぶ

5,000円~20,000円

ボイスレコーダーの価格相場は約5,000円から20,000円にかけてで、中には高性能でさらに価格が高い製品もあります。価格が上がるにつれて機能性が高まり、高音質で音声の録音ができます。

価格で選ぶメリット

価格で選ぶメリットとしては予算にあったボイスレコーダーを選べるという点です。高いものから安いものまで自分の予算にあったものを買うことによって経済的な負担を減らせます。

価格で選ぶデメリット

基本的に価格が上がるほど性能が良くなっていきますが、同じ価格帯でもメーカーや製品によって性能が異なることがほとんどです。価格帯だけで選んでしまうと、必要な機能やスペックが足りなくて後で困る可能性もあるので注意が必要です。

2.機能性で選ぶ

ボイスレコーダーに期待できる機能
・音声の録音
・録音した音声の再生
・ラジオの再生と録音

ボイスレコーダーの基本的な機能は音声の録音と録音した音声の再生です。また、FMラジオやAMラジオなどの視聴と録音ができる機種やハイレゾ音源で録音できる機種もあります。

機能性で選ぶメリット

機能性で選ぶメリットは使用目的にあったボイスレコーダーを選びやすいという点です。録音する内容や録音する場所によって必要なスペックは変わってきます。機能性で選ぶことによって使用目的に必要なスペックのボイスレコーダーにたどり着きやすいです。

機能性で選ぶデメリット

機能性で選ぶデメリットは予算をオーバーする可能性があることです。ボイスレコーダーに限らず電子機器類の性能にこだわるとどうしても価格が上がってしまいます。

3.メーカーで選ぶ

ICレコーダーは国内外のさまざまなメーカーから販売されます。メーカーによって搭載されている機能も価格も性能も大きく異なっており、メーカーで選ぶときは使用目的に合った性能を持つメーカーの製品を選ぶことになります。

ボイスコーダーを生産販売している主なメーカーはパナソニック、オリンパス、オリンパス、タスカムなどが挙げられます。オリンパスが販売しているボイスレコーダーは手頃な価格帯で機能も充実しているため人気が高いです。

パナソニックのボイスレコーダーは、コンパクトサイズで初心者でも簡単に操作しやすいのが特徴です。音響機器を取り扱うソニーのボイスレコーダーは、ハイレゾ音源に対応した機種があり、高音質で録音再生が可能です。50年近い歴史を持つタスカムのボイスレコーダーは高性能で、プロの愛用者が多いのも特徴です。

メーカーで選ぶメリット

メーカーによって選ぶメリットは、使用目的に合うボイスレコーダーを見つけやすい点です。各メーカーによって開発の強みや技術力の違いがあり、それぞれ特徴の異なる商品が製造販売されています。そのため使用目的に合った機能に強いメーカーを選ぶことで自分に合ったボイスレコーダーにたどり着きやすいです。

メーカーで選ぶデメリット

メーカーで選ぶデメリットは他のメーカーと比べて同じスペックでも価格が異なる点です。使用目的に合ったメーカーのボイスレコーダーを選ぶことによって上手に活用していくことができますが、同じスペックなのに価格が安いボイスレコーダーがあることもあります。

また、メーカーで選んでしまうと予算オーバーする可能性もあるため、メーカーだけ選ぶのはできるだけ避けるのが無難です。

ボイスレコーダーのベストな選び方

価格、機能、メーカーを重視してボイスレコーダーを選ぶメリットとデメリットを見てきましたが、それ以上にベストな選び方があります。それは、①使用目的に合った機能が搭載されているか②録音の容量③音質④電源、以上の4つのポイントを意識して選ぶのがベストです。

1.使用目的にあった機能で選ぶ

ボイスレコーダーを選ぶにあたって一番重要になってくるのが使用目的に合った機能が搭載されているかどうかです。音声の録音と再生が基本的な機能ですが、FMラジオやAMラジオを再生・録音できる機種もあります。

また高音質で録音する必要がある場合、臨場感をそのまま体感できるハイレゾ音質で録音できる機種もあります。その他にも録音時に入ってしまうノイズをカットしてくれる機能、会話の部分だけをわかりやすくする機能、会話のスピードなど録音した音源に合わせたスピードで再生できる機能などを搭載しているかが重要になってきます。

購入する際は、ボイスレコーダーの使用目的を明確にし、さまざまな機種を比較することによって失敗をなくせます。さらに、録音したデータをパソコンへ移す必要がある場合はデータの取り込み方法も大切になってきます。USB端子がついている機種もあって、その場合は簡単にデータをパソコンに取り込むことができるのでおすすめです。

2.データの保存容量で選ぶ

音声の録音を行うボイスレコーダーを使っていくにあたって保存容量は重要なポイントです。製品によって内臓メモリーに保存するか外部メモリーに保存するかは異なりますが、長時間の録音を行うときは十分な容量が必要になってきます。

内蔵メモリーのみの場合は容量が2~4GBまでの機種が多く、ちょっとした録音であれば十分な容量です。しかし、長時間のセミナーや会議、講義などを高音質で録音する場合は容量が足りなくなることが多く、もう少し多めの容量が必要になってきます。

対してSDカードを使える機種は最大32GBまでのカードに対応している機種が多く、内蔵メモリーしかない機種よりもより多くのデータを保存できます。高音質で長時間の録音をする場合はSDカードにデータを保存できる機種を使うと安心です。

また、中には内蔵メモリーとSDカードの両方に保存できる機種もあります。さまざまなシチュエーションでボイスレコーダを使いたい人にとって、とても使いやすくおすすめです。

3.音質で選ぶ

録音する内容によっては音質も非常に重要になってきます。特に音楽や自然の音など高音質で録音して後で楽しみたいという人は大切です。音質でボイスレコーダーを選ぶ際は、マイクの性能と高音質で保存できるファイル形式に対応しているかが重要です。

マイクの性能で言えば、録音するときに入ってしまうノイズをどれだけ抑えることができるかが重要になり、しっかりと音を拾いつつノイズは入らないマイクを搭載したボイスレコーダーを選ぶ必要があります。また、モノラル録音よりも音の奥行きを録音できるステレオ録音ができるかという点も重要です。

ファイル形式に関して言えばWAV形式よりもMP3形式、さらにリニアPCM形式で保存すればさらに高音質で録音できます。リニアPCM形式とは、一般的に販売されているCDにも使われている形式で、圧縮などの加工を行わずに録音します。リニアPCM形式であれば音をそのまま録音できるので、後日、臨場感のある音を楽しめます。

4.電源方式で選ぶ

音声の録音と再生を行えるボイスコーダーは大変便利なアイテムですが、電源がないと動きません。そのため、選ぶときも使うときのことを考えて最適な電源方式のものを選ぶ必要があります。

ボイスレコーダーに使われる電源方式には乾電池、内臓電池、USB充電、AC電源の4種類があります。それぞれメリットデメリットがあるのでしっかりと理解しておきましょう。

乾電池式

乾電池式のボイスレコーダーの多くは単三や単四電池などを使うことが多く、電池が切れてしまったら新しい電池に交換するだけですぐに使えるというメリットがあります。長時間の使用でも予備電池さえ用意しておけば心配ありません。

また、乾電池を使用する機種の多くは手頃な価格の商品が多く、低予算でボイスレコーダーを購入したいという人におすすめです。

内臓電池式

最新のボイスレコーダーは乾電池式よりも内蔵電池式が増えてきています。内蔵電池式の場合は本体内にリチウムイオン電池などの充電できる電池が入っています。

本体にUSB端子がついており、直接パソコンとデータのやり取りするときに一緒に充電する機種もあります。他には専用の電源ケーブルを使って充電をする、または一般的なUSBケーブルを使う場合もあります。内蔵電池式のボイスレコーダーを使用する際は充電方法もしっかりと確認する必要があります。

AC電源方式

AC電源方式とはコンセントから給電して使うタイプのボイスレコーダーで、例えば音楽業界など、長時間わたり録音する人向けのハイエンドモデルに多い方式です。

常に電源を確保できるため充電の心配はいりませんが、コンセントがないと使えないので屋外での使用に制約があるのが難点です。屋内で長時間の録音をする場合は大変重宝します。

おすすめのボイスレコーダー

使用目的に合わせて選ぶことにより、上手に活用しやすいボイスレコーダーですが、最近はBluetoothで接続するだけで携帯電話での通話内容を録音ができるボイスレコーダーも発売されています。特徴と口コミをぜひ参考にしてみてください。

iPhoneブルートゥース通話レコーダー Stickphone

「Stickphone」はiPhoneとBluetoothで接続するだけで通話内容を簡単に記録保存できるボイスレコーダーです。初期設定時に使っているiPhoneと購入したStickphoneをBluetoothで接続し、Stickphoneの本体を操作して通話を行うことによって通話内容が録音されます。

商品名 iPhoneブルートゥース通話レコーダー Stickphone
商品画像
寸法 20 x 113 x 11.5(mm)
質量 20.5g
価格 14,040円
特記事項 iPhoneのみに対応
評価 ★★★★
公式サイト

https://plusstyle.jp/shopping/item?id=347

また、通話録音だけではなく通常のボイスレコーダーとしての機能も使え、サラリーマンなど電話や会議などの録音を日常的に行っている人に大変便利な商品です。音声ファイルはMP3形式に対応しているため、高音質での音声録音が可能です。

USB端子がついているのでパソコンとダイレクトに接続でき、録音したデータを簡単にパソコンへ保存できます。小型で軽量なので持ち運びもしやすく、いつでもどこでも使えます。

口コミ

良い口コミ
・通話録音するときに便利
・操作が簡単
・ンプルで使いやすい
悪い口コミ
・通話相手の環境によってノイズがひどい
・データの保存日時を記録できなくて不便
・声が聞き取りづらいことがある

いつでもどこでも通話内容を録音し記録できるStickphoneですが、いい口コミも悪い口コミも両方寄せられています。良い口コミとしてはシンプルなデザインと操作で扱いやすいというものや、iPhoneには通話録音できるアプリがないため重宝するといった口コミが多く寄せられています。また、通常の電話アプリを使った通話だけではなく、LINEなどのほかのアプリを使った通話も録音できると人気が高いです。

対して悪い口コミとしては電池の残量が分かりにくくて外で使うのが難しいといったのや、録音した日付と時間を記録できなくて不便といった口コミが寄せられています。通話の録音を行うときの多くは後々に確認するために行うことが多く、録音した日付を記録できないのは使う側にとってマイナスポイントになってしまいます。

また、Bluetoothで接続するため聞き取りづらいことがあり、相手の電波や回線の環境によっては録音した通話内容にノイズが入るという口コミも寄せられています。BluetoothでiPhoneと接続するだけで簡単にできる便利な商品ですが、いい面だけではなく悪い面もあることを考慮しておきましょう。

目的に合ったICレコーダーを活用していこう

ICレコーダーは様々な場面で音声を録音保存し記録するのに大変重宝する電子機器です。それぞれの用途にあったものを選ぶことによって十二分に活用できます。価格やメーカーだけで選ぶことなく、どのような機能が搭載されているかが非常に重要なポイントになってきます。

細菌ではBluetoothで接続するだけで簡単に携帯電話での通話内容を記録、保存できる商品まで出ています。うまく活用すれば非常に便利なICレコーダーですが、まずは自分に合ったICレコーダーを見つけて行きましょう。

まとめ
・メーカーによって特徴が異なる
・使用用途に合った商品を選ぶことによって目的に合った使い方ができる
・Stickphoneは通話内容を記録できて便利
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