+Style MAGAZINE

スマートホーム

夢の「スマートホーム」への第一歩は意外と簡単! スマート家電で何ができるのか知ろう♪

夢の「スマートホーム」への第一歩は意外と簡単! スマート家電で何ができるのか知ろう♪

スマートホームって、憧れるけど、我が家とはご縁がないかも――。そんなことを思ってはいませんか? でも、実は「朝起きたら、自動でリビングの照明とエアコンが付いて、窓のカーテンも自動で開いている」とか、「一人暮らしで夜家に帰ったら、暖房と照明が付いていて暖かい」といった制御って、想像よりも簡単に実現できるんです。

「+Style(プラススタイル)」のスマート家電は、手頃な製品を買って専用アプリを設定するだけで、先ほどのようなスマートホームがすぐに実現できます。設置時の工事は一切不要。必要なのは2.4GHz帯のWi-Fiアクセスポイントだけ。そのため、賃貸でも安心して導入できるんですよ。


ペンダントライトに「+Style LED電球(調光・調色)」(3680円(税込)、以下同)を装着した様子。同製品の場合、普通の電球のようにソケットに装着すれば設置完了で、あとはアプリから設定するだけ

例えば「スマートLED電球(調光)」なら通常販売価格で2280円(税込)と、ちょっと試してみようと買える価格で入手できます。最初の一歩として、ハードルはそこまで高くなく、アプリも無料なので別途維持費等も発生しません。ここが自動になったら便利だろうな、と思う部分に、スマート家電を“ちょい足し”することで、あなたの家も簡単に「スマートホーム」にすることができるんですよ。

「そんなこと言っても、専門的な知識がいるんじゃないの?」と心配になるかもしれませんが、スマートフォンでSNSしたり、ワイヤレスイヤホンをペアリングして使ったりできる、という人であればまず大丈夫!決して難しくありません。

自分の使いやすいように設定すれば、後はお任せなスマート家電

+Styleのスマート家電は、スマートフォンの専用アプリ「+Style」を使ってコントロールします。コントロール方法はわかりやすい順に3つの段階があります。

1つ目は、アプリを開いて、手動でスマート家電を操作するというもの。例えば、寝る前に部屋の照明に手を伸ばさなくても、壁スイッチを押す代わりに手元にあるスマホでアプリを開いてタップするだけ。普通のアプリと同じように操作すればいいので、非常に簡単ですよ。


「+Style」アプリに連携したスマート家電の多くは、アプリ内からリモコン操作が可能になる

2つ目は、アプリから条件を設定してスマート家電が自動で動くようにするという設定です。例えば、「夜17時になったら」→「廊下に設置した間接照明をオンにする」、といった制御などが可能。手動での操作が不要になる分、スマートに感じます。こういう設定をすると、“スマートホーム感”が出てきますね。


「+Style」アプリで、スケジュールなどを設定しておくと、自動制御も可能になる

3つ目は、複数のスマート家電をまとめて操作する制御です。

例えば、「朝になったら」→「リビングの照明がオンになる」そして「スマートリモコンがリビングのテレビをオンにする」などの制御が可能。あるいは、「玄関に設置したセンサーが反応したら」→「リビングの照明がオンになる」といったデバイスの状態の変化をトリガーにした制御も行えます。

これができるようになったら、文句のつけようがなく「スマートホーム化」が実現できたと言ってよいでしょう。目指すゴールはここです。


「+Style」アプリの「スマートモード」タブから「自動設定」をカスタマイズすると、複数機器の連携も可能になる。一定時刻になると複数の家電を一斉でオンにするような設定が、最もわかりやすい例だろう

もちろん、最初から複雑な連携をさせる必要はありません。まず2~3個のスマート家電から始めて、ゆっくりと使い方に慣れていき、最終的に複数の機器を便利に連携させるように段階を経ていくのがおすすめです。

筆者おすすめの「三種の神器」はこれ

最初に購入するスマート家電は、自分が気になるものが良いと思いますが、ここでは「照明」+「リモコン」+「センサー」というおすすめの組み合わせを紹介します。

照明は汎用性の高さが魅力です。主にシーリングライト型と電球型に分かれるので、ご自宅の環境に合わせて選ぶのが良いでしょう。例えば、「+Style LEDシーリングライト(6畳タイプ)」なら9980円でスマート化が実現します。


「+Style LEDシーリングライト」には8~10畳モデルもある

スマートマルチリモコン(6480円)」という+Styleデバイスは、今お使いのテレビやエアコンで使っているリモコンの電波を飛ばせるデバイスです。家電を買い替えることなく、スマート家電として操作できるようになるので、ある意味で一番重宝するアイテムと言えますよ。


「スマートマルチリモコン」は赤外線に対応した家電(テレビやエアコンなど)をスマート化できる

最後にご紹介するセンサーは、さらに便利な使い方をするうえで大切なアイテムなんです。こちらも複数の製品がありますが、「スマートセンサー(人感)(4480円)」は電池駆動で場所を問わずに利用可能なほか、有線ケーブルでの給電にも対応します。


「スマートセンサー(人感)」は、人の存在を家電連携のトリガーにできるようになるアイテムだ

かんたんな連携設定でここまで便利に!

さて、ここからは一番難しい「センサー」をトリガーに活用するためのテクニックを紹介します。

上記で挙げたスマート家電をうまく活用したら、どんなことができるようになるか、という最終目的地点のイメージを固めていきましょう。例えば、「朝」のシーンならば、人感センサーをトリガーにして、複数の家電をオンにするといった使い方が想定できます。

【自動設定A】

・2階の寝室で起床。階段を降りる

・センサーが反応(スマートセンサー(人感)

・リビングの照明が点灯(+Style LEDシーリングライト)

・エアコンがオン(スマートマルチリモコン)

・テレビの4チャンネルがオン(スマートマルチリモコン)

・カーテンが自動で開く(スマートカーテン)

これで、センサーが反応すると複数家電が動くようになりました。ただし、この状態だと、2階に戻るときにもセンサーが反応してしまいます。実際には、何度もエアコンやテレビが反応してしまうと不便なので、1回反応したらその「自動設定」ごとオフにするような連携を別途用意しておくことになります。

【自動設定B】

リビングの照明が点灯する(+Style LEDシーリングライト):朝のルーティンが終わった印

「自動設定A」が無効になる:何度も「朝」のルーティンを繰り返さないための処理

また、このまま「自動設定A」が無効になっていると、翌朝の起床時にスマートセンサーが反応してもテレビやエアコンが付いてくれません。そこで、AM5:00になったら自動で「自動設定A」が有効になるようにしておきます。

 

【自動設定C】

AM5:00になる

「自動設定A」が有効になる:朝のルーティンが反応するための準備

このように複数の自動設定を組み合わせることで、毎朝起床して1階へ行ったときに、必要なスマート家電が1日1回だけ反応してくれるようなレシピになりました。実際に快適に使うことまで考えると連携が複雑になりましたが、こうした基本形を押さえておくと、さまざまなシーンで活用できるようになります。スマート家電を購入する際には、こんな解説をしていたな、と思い出してみてください。

同様に、「夜」のシーンでも複数のスマート家電をまとめて制御してみます。

例えば、帰宅のタイミングに合わせて照明やテレビが自動オンになるようなカスタマイズが考えられます。

【自動設定A】

・外出先から人が帰宅

・玄関に設置したセンサーが反応(スマートセンサー(人感))

・リビングの照明が点灯(+Style LEDシーリングライト)

・テレビがオンになる(スマートマルチリモコン)

こちらも何度も自動設定Aが作動しないように、照明がオンであることをきっかけに自動設定が無効になるように指定します。これによって、外出していないときにも、自動設定Aがオンにならないようになります。

【自動設定B】

・照明がオンになる(or センサーが反応などでも):帰宅したことの印

・自動設定Aが無効になる:帰宅後のルーティンを繰り返さないための処理

さらに、朝の場合と同様、日没のタイミングで、自動設定Aが有効になる仕組みも用意しておきましょう。

【自動設定C】

・「日の入り」の時刻になる

・自動設定Aが有効になる:帰宅後

いきなりここまで複雑な連携を使いこなすのは難しいですが、慣れていけば、こういった制御をすることで使い勝手のよい「スマートホーム」を実現できます。もちろん、ご家庭やスマート家電のパターンに合わせた微調整は必要になるでしょう。

実際に購入を検討される場合には、先述のように、(1)アプリでの単体操作、(2)シンプルな自動制御、(3)本稿でも紹介したような難しいめな複数機器の連携――という順番で少しずつスマート家電の操作に慣れていけばよいので、無理なく使うことができます。

例えば、まずは「スマートLED電球」を入手してアプリの登録操作を試してみる、続いて「スマートマルチリモコン」を追加してテレビやエアコンも連携できるように、そしてセンサーを導入して複数機器の自動化をさらにカスタマイズする、といった順にチャレンジしていくのがおすすめです。

まずは、自身の生活スタイルに合わせて、スマート家電を使ったら何が便利になるだろうか、と想像を膨らましてみてください。その際には、具体的な製品のバリエーションについても、+Styleの公式サイトから確認してみましょう。本稿で紹介しなかたった製品もたくさんありますよ。

SHARE

この記事を読んだ方におすすめの記事

注目記事ランキング

1週間の人気記事

CATEGORY

TAG