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【レビュー】Wi-Fi設定からサヨナラ、Amazon Wi-Fi簡単設定に対応した「+Style LED電球」を試してみた

【レビュー】Wi-Fi設定からサヨナラ、Amazon Wi-Fi簡単設定に対応した「+Style LED電球」を試してみた

プラススタイルが8月19日に発売したスマート電球「+Style LED電球」は、Amazonが展開するプログラム「Amazon Wi-Fi簡単設定」をサポートしました。購入後のWi-Fi接続を自動化することで、初期設定の手間を軽減してくれるのが特徴です。

今回、実際にAmazon Wi-Fi簡単設定を利用しつつ、+Style LED電球を購入し、初期設定を行ってみました。どのくらい“簡単”になるのか、どういった点に注意が必要なのかを順にチェックしていきましょう。ちなみに、同製品の購入予定がない人にとっても、今後同様の特徴を持った製品が増える可能性も高いので、購入から使用までの流れ知っておいて損はないですよ。

8月中はキャンペーンを実施中

+Style LED電球は、調光のみに対応しているモデルが2980円、調光と調色に対応するモデルが3180円。スマート家電はもちろん、Amazon Wi-Fi簡単設定を試してみたい人にとっても、手を出しやすい価格帯です。

「Amazon Wi-Fi簡単設定 対応記念キャンペーン」として、21年8月31日までの期間、両製品の価格を20%OFFで販売します。調光モデルが2384円、調光・調色モデルが2544円で入手できるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

そもそも「Amazon Wi-Fi簡単設定」って何?

さて、「Amazon Wi-Fi簡単設定」という言葉を初めて聞いた人も少なくないはず。まずは、同サービスの概要について簡潔に説明しておきましょう。


画像はAmazon Wi-Fi簡単設定のFAQページ

Amazon Wi-Fi 簡単設定は、 Amazonが英語名称「フラストレーションフリーセットアッププログラム」として展開しているサービス、すなわち「デバイスの初期設定をかんたんにしよう!」という取り組みの一部です。

大雑把に説明するならば、「新しいデバイスをAmazon.co.jp経由で購入した場合、ほぼ自動で自宅のWi-Fiネットワークに接続される」といったイメージです。面倒なパスワード入力などの工程を省けるので、ユーザーはストレスフリーにデバイスを利用できるというわけですね。

「Amazon Wi-Fi簡単設定」対応の「+Style LED電球」はこんな製品

このAmazon Wi-Fi簡単設定に対応したのが、スマート電球「+Styel LED電球(調光/E26)」「+Style LED電球(調光・調色/E26)」の2製品です。価格は前者が2980円、後者が3180円。両者の違いは、照明の色を変えられるかどうかで、前者は電球色、後者は電球色~昼光色に対応しています。

両製品は、+Styleアプリからの操作で、オン・オフ切り替えや明るさ・色温度の調整が可能。さらに、「スマートモード」からシーン設定を細かくカスタマイズすることで、時刻やほかのデバイスのオン・オフ、センサーデバイスの反応などをトリガーに、自在な自動制御が行えるようになります。例えば、「日没になると寝室の間接照明が自動でオンになる」といった使い方も可能です。

実際に購入してみたらこんな体験だった

さて、今回はAmazon.co.jpで販売されている「+Style LED電球(調光/E26)」を実際に購入してみました。購入時に行うことは、カートに入れる前に、「端末をAlexaアカウントと+Styleにリンクする(簡単セットアップ)。」という項目にチェックを付けておくだけ。その後、通常手順でカート画面に進み、決済の確認を行えば、あとは商品が届くのを待ちます。


Amazon.co.jpでの購入時に、上記部分にチェックを入れてから購入

ちなみに、Amazonプライム対応商品なので、Amazonプライム会員ならお急ぎ便や日時指定などが利用可能。在宅のタイミングを指定して、配達をお願いできたのは助かりました。数日後、製品が到着。箱を開封して、+Style LED電球を取り出し、E26サイズのソケットに装着します。


Amazonプライムの対象製品だ

製品を開封したら、E26サイズのソケットに取り付けます。

壁スイッチなどのオン・オフを3回繰り返す操作を行い、電球が点滅を繰り返す「デバイス追加モード」を有効にします。


電源のオン・オフを3度繰り返す


点灯を繰り返した状態になれば準備完了。そのまま待機しよう

1~2分程度待つだけで、+Style LED電球の初期設定は自動的に完了します。「+Style」アプリからコントロール可能な状態へ変わりました。通常の初期設定操作と比べると、格段に手間が減っています。


ペアリング完了を知らせる通知が表示され(左)、自動で「+Style」アプリに「電球(調光)」が表示された(右)(※アプリ画面はiOS版のバージョン1.1.6)

Amazon Wi-Fi簡単設定を利用する上で注意したいこと

ただし、上記では詳細を割愛しましたが、実は単に製品を購入するだけではAmazon Wi-Fi簡単設定は正しく機能しません。いくつかの条件を満たす必要があるので、事前のチェックは不可欠です。ここでは、以下の3つの条件が、当てはまるかどうかを確認しておきましょう。

1.既にAmazon Wi-Fi簡単設定の対象となるAlexa対応端末を使用しているかどうか

例えば、第2世代以降のEcho Plus/Echo Show、第3世代のEcho Dot、一部のFire TVなどが対応します。対応製品の一部例としては下記製品のようなものがあるので、これらが手元にあるかどうかをチェックしましょう。

なお、デバイスの世代に自信がない場合には、記載されている型番などをネットで検索して照らし合わせてみることをオススメします。

・Echo Dot(With Clock)

・Echo Dot(第3世代)

・Echo Dot(第4世代) Echo

・Echo Dot with clock

・Echo Flex 第1世代

・Echo 第3世代

・Echo Plus 第2世代

また、+Style LED電球は2.4GHz帯のWi-Fiにのみ接続できます。Alexa対応端末と同じアクセスポイントに接続させる必要があるので、Alexa対応端末は必ず2.4GHz帯のWi-Fiに接続させておきましょう。


今回はEcho Dot 第3世代があったので、これを利用した

2.Amazon側にWi-Fi接続用のパスワードを保存してあるかどうか

具体的には、Alexa対応端末を、2.4GHz帯のアクセスポイントに接続した際に、「Amazonにパスワードを保存して、他のサポートされるデバイスのセットアップ時、またはご利用のAmazonアカウントに登録済みの対応するデバイスをこのネットワークに接続する時に再利用できます」などのチェックボックスが表示されるので、これにチェックを付けておけばOKです。

しかし、Alexa対応端末を登録してから時間が経過している場合は、パスワードの登録を行ったかどうか覚えていないこともあるでしょう。これはAmazon.co.jpのヘルプページにあるように、コンテンツと端末の管理ページから確認可能。もし判断がつかない場合には、この画面を頼ってみてください。

3.Alexaアプリと+Styleアプリが連携しているかどうか

前提として、スマートフォンの「+Style」アプリで会員登録、ログインを行っておく必要があります。その後、「プロフィール」タブから「その他のサービス」欄にある「Alexa」を選択。Amazonアカウントでサインインを行っておきます。

なお、もし上記の手段で連携がうまく行かない場合には、Alexaアプリ側の「+Style」スキルを利用することで、同様の連携ができるようになっています。


「プロフィール」タブから「Alexa」をタップし、「Amazonアカウントでサインイン」から連携を行う(※アプリ画面はiOS版のバージョン1.1.6)

以上、3つの条件をクリアしている状態が確認できた上で、Amazon.co.jpで「端末をAlexaアカウントと+Styleにリンクする(簡単セットアップ)。」にチェックを入れて、+Style LED電球を購入しましょう。これで先述の通り、初期設定手順を大幅に省略できるようになりますよ。

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